カスタマイズレッツノート15周年の全部入りモデルを試してみた
光学式ドライブ付きでも頑丈・軽量な「レッツノートSZ6」は死角のないビジネスモバイルPCだ!
2017年09月28日 11時00分更新
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インテル® Core™ i7 vPro™ プロセッサー搭載
パナソニックストアでも好評発売中(jp.store.panasonic.com/pc/)
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを
どこでも使えるLTE通信に対応
高速&大容量のリッチなストレージ構成
モバイルPCに必要なことといえば、「軽さ」と「長時間駆動」がまず最初にくるが、「通信環境」も忘れてはいけない部分だ。
SZ6は有線LANに対応し、本体にアダプターなしで直接LANケーブルを差して使えるほか、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANに対応。社内や出張先であれば、環境によらずいつでもLANへ接続できるのがいいところだ。では、屋外はどうだろうか。
データSIMが使える国内SIMフリー仕様
最大300MbpsのLTE通信で屋外でもネットにつながる
カスタマイズレッツノートなら、大半のモデルでLTE通信機能を追加できるのが魅力だ。対応する通信網はドコモのLTEなどとなり、データ契約したSIMはもちろん、多くの格安データSIMも利用できる。
SZ6の場合、装着できるSIMサイズはもっとも小さいnanoSIM。SIMスロットはバッテリーの奥にあるので、一旦電源を落とし、バッテリーを外してから装着しよう。
SIMを差してから起動するとAPN設定が可能となるため、あとは各データSIMに合わせた設定を行えばオーケーだ。
確実に使えるデータSIMが欲しいというのであれば、接続確認済みとなっているパナソニックストアの「Wonderlink」がオススメだ。
申し込める通信プランは4シリーズ10プランあるが、パソコン専用プランとなる「Wonderlink LTE Aシリーズ」がオススメ。3GBで月額889円のエントリーから、7GBで月額1960円のレギューラーコース、1GB/週で月額1000円のウィークリーコースと、多彩なプランが低価格で用意されている。
各プランのデータ容量超過後も384kbpsでつながるので、完全に途切れてしまわないというのもうれしいポイントだ。
なお、2017年12月12日13時までの間、Wonderlinkでは「ネット接続がついてるキャンペーン」を実施。カスタマイズレッツノートの2017年秋冬モデルのLTE対応機種を購入した人は、初期費用が0円、月額費用も最大3ヵ月間0円となる。詳しくはキャンペーンページを見て欲しい。
1TB×2のSSDで容量不足の心配はもういらない!
SDカードリーダーは高速な「UHS-II」に対応
最近では多くのノートPCでSSDが採用されているが、SZ6もその例外ではなく、SSD搭載モデルが用意されている。カスタマイズレッツノートの15周年記念モデルではこれをさらに1歩進め、大容量1TBのSSDを2台内蔵。合計2TBという、HDDモデルを超える大容量を実現している。
2台のSSDはどちらの性能もほとんど同じで、シーケンシャルではリード/ライトどちらも毎秒500MBを超え、さらにランダムでも毎秒300MB前後とかなり速い。
ソフトの起動やデータの保存、読み込みで待たされることがないため、快適にPCが利用できること間違いなしだ。もちろん、衝撃や振動にも強いので、交通機関での移動中や屋外での利用でも安心できる。
もうひとつストレージ関係で忘れてはいけないのが、SDメモリーカードリーダーの速度。せっかく高速なSDメモリーカードを使っていても、カードリーダーが遅ければその実力を発揮できないからだ。
とくに、最近はデジカメでもRAWデータで撮影する人が増えており、データ量は大きくなっている。1度の撮影で数GBどころか数十GBといったサイズになることも珍しくない。
SZ6が搭載しているSDカードリーダーは、UHS-IIに対応した高速なもの。そうではないカードとどのくらい速度が変わるものか、UHS-IIに対応した64GBのSDメモリーカード(RP-SDZA64GJK)を使って試してみよう。
SDメモリーカードにRAWとJPEGファイルを合計約8.1GBぶん(944ファイル)コピーし、このSDメモリーカードから、内蔵のSSDにファイルをすべてコピーするのにかかった時間で比較した。
結果は上のグラフのとおりで、UHS-Iにしか対応していないカードリーダーと比べ、UHS-IIに対応しているSZ6のカードリーダーでは1.7倍以上も高速にコピーできた。
同じファイルのコピー時間でこれだけの差が出るというのは驚きだ。別途カードリーダーを用意することなく、高速に写真をコピーできるのはありがたい。
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