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みんなで作りあげる理想の火星都市

HPが進める100万人規模の火星入植VR計画「HP Mars Home Planet」

2017年08月16日 14時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「HP Mars Home Planet」

 米HPは8月16日、NVIDIAやAutodeskなどと共同でVR火星体験を実現する国際プロジェクト「HP Mars Home Planet」をスタートさせた。100万人が住む火星都市を仮想空間に構築する。

 HP Mars Home Planetは、NASAとFusionが開発したVR火星体験「Mars 2030」を発展させたプロジェクト。VRで構築された火星の基地にさまざまな人々が参加し、人が生活する都市を作る上での課題を解決してもらう。3部構成で1年間にわたり実施され、火星入植地の場所選定(マウルス峡谷)から移動手段などインフラ構築。

 HPはAutodeskやFusion、Launch Forth、Technicolor、Unreal Engine、VIVEと提携。プロジェクトの参加者はAutodeskを使用して火星の建物の3Dモデリングによって建物や都市、車などをデザイン、クリエイターはUnreal Engineを用いてVR環境を構築。最終的には100万人規模のVRシミュレーションに多数の人々が訪れるという。

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