このページの本文へ

日本郵便Q1は増収増益、人件費増などで郵便・物流事業は赤字

2017年08月15日 07時29分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

日本郵政(株)が10日発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結決算で、日本郵便(株)の営業収益(売上高)は前年同期比1.4%増の9113億円、営業利益は同131%増の74億円、純利益は同31.8%増の58億円となった。

郵便・物流事業は64億円の赤字

 日本郵便は増収増益となったが、営業利益が大幅に上昇したのは、トール社に関連したのれん償却額などの負担を解消した影響。

 郵便・物流事業は、営業収益が同91億円増の4616億円、64億円の営業損失となった。ゆうパック・ゆうパケットの増加、郵便料金改定などの影響で増収となったが、ゆうパックなどの増加に伴う費用増や賃金単価の上昇、機器購入費などで減益となった。人件費は同15億円増の3000億円、経費は同82億円増の1681億円だった。

 国際物流事業は、営業収益が同83億円増の1627億円、7億円の営業損失となった。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事