●面倒だけど料理好きにはぜひ使ってもらいたい
それでも私はヘルシオ愛にあふれ、多くの人にヘルシオを勧め、 Facebookでグループを作って、みなでヘルシオの使い方を共有しています。そうすると、私も思いがけなかった使い方を他の人から教わったりできるので、コミュニティーラーニングをしていけば、どんどん楽しく可能性が広がると考えています。
たとえば、付属の天板は大きすぎるし、洗うのが大変なので、私はハンバーグを焼くとき、ティファールの26cmフライパンを、取っ手をとって天板の上に直接置いて使っています。そうすると、油が落ちるのはフライパンの上だけで済みますので、天板を洗う必要がありません。
あるいは蒸し物をするとき、キノコや切り分けた野菜など、小さなものは付属の網からこぼれてしまうので、別の蒸し器用の網で蒸し物をしています。
こうしてさまざまな工夫を繰り返せば、使い方は無限に広がっていきます。
オーブン機能も、オートメニューはかなり調整されているので、オートメニューのオーブン調理を使うぶんには、まったく問題ありません。シフォンケーキでも、パンでも、クッキーでも、じょうずに焼けます。
料理大好きなみなさん、ぜひ、超・低酸素調理ができる喜びを、ヘルシオで味わってみませんか? 味のすばらしさに比べれば、ちょっと水の処理が面倒くさいとか、電子レンジ機能がちょぴっとだけピタっとこないなんていうのは、まったく問題になりません。
むしろ、食べ物をあたためるときは私はその分、ほとんど蒸し機能であたためる方しか使わなくなっています。一種のスロークッキングですが、ぜひ、
「30リットルの超・低酸素調理器具がある生活」
をイメージして、楽しんでみてください。
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■筆者紹介──勝間 和代(かつま かずよ)
経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。現在、株式会社監査と分析取締役、内閣府男女共同参画会議議員、国土交通省社会資本整備審議会委員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中。近著に『勝間式 超ロジカル家事』(アチーブメント出版)がある。