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Hacobu、「MOVO」にトラックの位置把握機能を導入

2017年07月18日 04時52分更新

記事提供:通販通信

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(株)Hacobuはこのほど、輸送中のトラックの現在地と到着予測時刻をリアルタイムに確認ができる機能を、同社の事業者向け配送サービス「MOVO(ムーボ)」に導入した。

トラック位置情報を自動更新・端末を安価で販売

 同機能では、輸送中のトラックの位置情報を5秒に1回取得し、トラックの位置とその情報を元にした到着予測時刻をインターネット上で表示。荷主は「MOVO」のマイページからリアルタイムにトラックの現在地などを確認できる。位置情報の発信は、同社が提供する車載専用端末「MOVOスティック」を用い、情報の発信と給電は、スティックを輸送トラックのポート(OBDコネクタまたはシガーソケット)に差し込むだけ。

 これまで荷物の位置を把握し、「見える化」を実現するためには、通信型デジタルタコグラフなど1台10万円以上の高価な装備を搭載する必要があった。また、荷主が「今、どこまでトラックが来ているのか。荷物はいつ頃届くのか」と、運送会社の管理者へ電話などで連絡するケースも少なからずあり、非効率的なコミュニケーションが発生していた。

同機能では、こうした問題を解決。位置情報を自動的に更新するほか、情報発信に用いる「MOVOスティック」も安価に導入できる。これまでに加工食品の小売・飲食店業への定期配送などに採用され、着荷確認に厳しい荷主からも好評を得ているという。

■「MOVO」

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