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ポタフェス 2017 秋葉原 第10回

ニッポンのオーディオ技術、ここにあり

日本のオーディオを長年支えたメーカーのイヤフォンが魅力的

2017年07月16日 21時50分更新

文● 天野透/ASCII

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長年スピーカー生産の裏方として活躍した国内メーカーがイヤフォンに挑戦

 Mother Audioは40年間スピーカーのOEMを続けてきた北日本音響が立ち上げた新ブランドだ。ベリリウムコーティングの振動板を採用したダイナミック機「ME5」「ME8」の2機種で、外見やケーブルのほか、ドライバー素材もモデルごとに違うという。上位のME8は11万円台後半の高級機種である。

2年の歳月をかけて開発したというイヤフォン「ME5」(写真中央)と「ME8」(写真右)。ブランドのコンセプトをユーザーに伝えるプロモーション曲「Mother」を制作。この曲を収録したアルバム(写真左)を購入特典として配布中。気合い充分の体制でイヤフォンに挑む。

 北日本音響は、長年の経験を活かして、2015年からイヤフォン開発に着手。特にシェル構造の決定には10種類以上の試作を重ねた。時には予想したものと逆の結果が出るなど、苦労したという。

 ポータブルオーディオ市場についての印象を聞いてみると「極端な高音/低音強調の音が好まれたり、あるいは特定の帯域に強調感があるものを嫌ったり」と、ユーザーの好みの差はスピーカー以上にハッキリと別れるという。

 新作イヤフォンについてはかなり厳しい評価が下ることも想定していたようだが、思いの外評価がいいと胸をなでおろしていた。

 今後の予定については、もう1機種、広域の明瞭感を出したものを作りたいと返答。次回作リリース時期は未定ながら、年1回の発表を目標に、活動をしてゆきたいと意欲を見せていた。スピーカーやヘッドフォンなど、音を出すものから活動を広げたいという。

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