コスパ重視派、デザイン重視派のどちらにもオススメ!
ここまで見てきたように、「HP Pavilion 570-p075jp」は、高性能なプロセッサーやグラフィックスカードを備えたパワフルなPCだ。写真・映像編集などのPC性能が要求される作業に加え、4K動画やゲームも楽しみたいなら、ベストなチョイスだと言えるだろう。
日本HPの直販サイト「HP Directplus」では、今回の試用機と同じ構成だと13万2800円(税抜)となり、その性能を考えるとかなりコストパフォーマンスは高い。そこまでの性能が必要なければ、CPUやストレージ容量などを抑えたモデルも用意されているので検討してみるといい。
たとえばCore i3を搭載した「エントリーモデル」が直販価格7万円(税抜)から、Core i5の「スタンダードモデル」が8万円(税抜)から、Core i7の「パフォーマンスモデル」が9万5000円(税抜)からとなっている(今回試したCTOモデルはパフォーマンスモデルをカスタマイズしたもの。価格はすべて2017年6月16日現在)。
ちなみに「エントリーモデル」のCPUはCore i3-7100(3.90GHz)、グラフィックスはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス630、ストレージは1TB HDD(7200回転)と普段使いには十分なスペック。コスパ優先なら「エントリーモデル」や「スタンダードモデル」から選ぶのも良さそうだ。利用シーンや目的などを考慮しつつ、自分にあったモデルを見つけてほしい。
「HP Pavilion 570」の主なスペック | |||
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モデル | 570-p031jpエントリーモデル | 570-p050jpスタンダードモデル | 570-p070jpパフォーマンスモデル |
直販価格(税別) | 7万円から | 8万円から | 9万5000円から |
CPU | Intel Core i3-7100(3.9GHz) | Intel Core i5-7400(3GHz) | Intel Core i7-7700(3.6GHz) |
チップセット | Intel H270 | ||
メインメモリー(最大) | 8GB PC4-19200/16GB(8GB PC4-17000+8GB PC4-19200) (最大16GB) | ||
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 630(CPU内蔵) | Intel HD Graphics 630(CPU内蔵)またはNVIDIA GeForce GTX 1050(2GB) | |
ストレージ | 1TB HDD | 2TB HDD(SATA)、または256GB M.2 SSD(PCIe NVMe)+2TB HDD(SATA) | |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ | ||
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | ||
インターフェース | HDMI端子、アナログRGB端子、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.0端子×3、USB 2.0端子×2、Bluetooth 4.2 | DisplayPort端子(GTX 1050搭載時)、デュアルリンクDVI-D端子(GTX 1050搭載時)、HDMI端子、アナログRGB端子、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.0端子×3、USB 2.0端子×2、Bluetooth 4.2 | |
メディアカードリーダー | SD/SDHC/SDXC対応 | ||
拡張スロット | PCI Exress x16、M.2(PCI Express)×2 | ||
ドライブベイ | ウルトラスリムベイ、3.5/2.5インチ | ||
サウンド機能 | ライン出力、ライン入力、マイク入力 | ||
電源 | 180W ATX | ||
本体サイズ | 幅164×奥行き322×高さ322mm | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) |