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「HP Pavilion 570-p075jp」徹底レビュー - 4K動画やゲームも快適!! な高性能デスクトップ

2017年06月29日 11時00分更新

文● 山口優 編集●ハイサイ比嘉

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「HP Pavilion 570」の実力をベンチマークでチェック

 「HP Pavilion 570-p000jp」シリーズは、CPUとストレージ、グラフィックスの違いにより複数のモデルに分かれている。今回試した「570-p075jp」はその最上位モデル「パフォーマンスモデル」をカスタマイズしたもので、CPUがCore i7-7700(3.60GHz/最大4.20GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050、メモリが8GB(PC4-19200)、ストレージが256GB SSD(PCIe NVMe)と2TBのHDD(5400回転)という構成だ。いったい、どのくらいのパフォーマンスがあるのだろうか。

 そこで、いくつかベンチマークを実行してみることにした。まず、Windowsのシステム評価ツールであるWinSAT.exeを実行してみたところ、次のようになった。

WinSATの結果

WinSATの結果
プロセッサ 8.5
メモリ 8.5
グラフィックス 8.3
ディスク 9.05

 いずれも「8.0」を大きく超えており高い性能を持っていることがわかる。特にディスク(SSD)は高速なNVMe接続ということもあって、9を超える非常に高いスコアだ。

 続いて、CINEBENCH R15を試してみたところ、CPUのスコアが「864cb」、OpenGLが130.80fpsだった。ハイエンド向けのCore i7-7700やPascal世代のNVIDIA GeForce GTX 1050を搭載しているだけあって、かなり高いスコアだ。

CINEBENCH R15の結果

 次に、PCMARK 8 HOME ACCELERATED では、下表のようにスコアが「4315」となった。ゲーミングPCほどではないものの、かなり高いスコアで、普段使いには十分すぎる性能を持っていることがわかる。

PCMARK 8 HOME ACCELERATEDの結果

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score 4315
Test duration 33min 43s
Web Browsing - JunglePin 0.32307s
Web Browsing - Amazonia 0.13996s
Writing 5.52006s
Casual Gaming 107.09fps
Video Chat playback 1 v2 Accelerated 29.99fps
Video Chat encoding v2 Accelerated 39.66667ms
Advanced Photo Editing 1 Accelerated 0.17252s

「CrystalDiskMark」でSSDとHDDのストレージ性能を計測

 続いて、「CrystalDiskMark」でSSDとHDDのストレージ性能を計測してみたところ、下図のようになった。NVMe接続のSSDの方はリード/ライトともにシーケンシャルリードが1000MB/sを超えており非常に高速。それに比べるとセカンダリストレージのHDDは数値的には劣るが、シーケンシャルリードは150MB/sを超えており、HDDとしては高速なほうだ。

CrystalDiskMarkの結果。これはプライマリディスク(SSD)のスコア

CrystalDiskMarkの結果。これはセカンダリディスク(HDD)のスコア

 次にグラフィックスの性能を見るため3DMARKを試してみたところ、次の結果になった。

3DMarkでは「Fire Strike」が6038というスコアだった

3DMarkスコア
Time Spy 1913
Fire Strike 6038
Sky Diver 18660
Cloud Gate 22558
Ice Storm Extreme 107772
Ice Storm 119231

 ゲーミングPC向けの「Fire Strike」で6000を超えており、負荷の高いゲームもかなり快適にプレイできそうだ。

 そこで、ゲーム系のベンチマークも複数試してみた。

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