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ヤマト運輸、宅急便の時間指定枠「12―14時」を廃止

2017年06月19日 10時31分更新

記事提供:通販通信

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ヤマト運輸は19日、宅急便の配達時間帯指定枠を変更し、「12時から14時まで」の時間指定枠を廃止した。また、「20時~21時」の枠を「19時~21時」に変更した。

 配達指定時間枠の変更は、同社の「働き方改革」の一環として実施され、「12時から14時まで」の指定時間枠を廃止し、ドライバーの昼の休憩時間を確保する。また、「20時~21時」の指定時間枠は、社員の長時間労働の一因となっていたため、「19時~21時」に変更した。指定時間枠の変更は3月に発表され、ヤマト運輸を利用する各通販会社は、通販サイトなどで商品の受け取り時間指定枠の変更を告知していた。

 また、同社のホームページで、集荷の申し込み時に、パソコンやスマートフォンから宛先などの送り状を入力すると、手書きせずに荷物を発送できる機能を19日に追加。クロネコメンバーズの場合は、過去の履歴情報を引用して簡単に集荷依頼ができるようになった。

 10月1日からは、宅急便の基本運賃を140円~180円値上げする。現在、Amazonなど、ヤマト運輸を利用する通販会社1000社と運賃の値上げ交渉を行っており、結果によっては各通販会社が送料を値上げする可能性もある。

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