量子コンピューター技術とAI技術と融合により新規ビジネス展開
富士通と1QBit、量子コンピューター技術を応用したAIクラウドで協業
2017年05月16日 16時00分更新
富士通は5月16日、カナダ1QB Information Technologies(1QBit)と量子コンピューター技術やAI分野における協業を開始したと発表した。
1QBitは量子コンピューティング関連を専門とするソフトウェアメーカー。量子コンピューター「D-Wave」との協業などで知られている。富士通では、同社のAI技術「Zinrai」を始めとする機械学習サービスの提供を年内にも予定しており、1QBitの量子コンピューター技術を融合させることにより複雑かつ大規模な最適化問題を解くことや高度な機械学習の開発を進める。新たな技術は、ライフサイエンスや金融、エネルギーなどさまざまな分野での業務変革や新規ビジネスの創出が期待されるとしている。
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