Fractal Designのキューブ型も定番の1台
Elite 110 Cube
メーカー:Fractal Design
URL:http://www.fractal-design.jp/home/products/cases/core-series/core-500
実売価格:9000円前後
キューブ型のもうひとつの定番ケースが「Core 500」になる。本体サイズは「Elite 130 Cube」と同クラスの250(W)×367(D)×203(H)mmになるが、リア120/140mmファン×1(140mmファンを標準装備)、トップ120/140mmファン×2を取り付け可能と、エアフローを高められる仕様になっており、トップにはサイズ制限があるが280mmラジエーターの搭載も可能だ。
まだまだある定番のMini-ITXケース
METIS
メーカー:RAIJINTEK
URL:http://www.itc-web.jp/product/metis
実売価格:5700円前後
本体サイズは若干大きくなるが、「Ryzen」に良さげなビデオカード搭載可能なMini-ITXケースは、まだまだある。それがクーラーマスターの「Elite 1×0 Cube」シリーズと同じく、定番のひとつとして上げるショップスタッフが多いRAIJINTEK「METIS」だ。
対応ボード長は170mmまでになるが、本体サイズが190(W)×277(D)×244(H)mmと十分コンパクト。そのうえ、アルミ製ながら5700円前後と手ごろ価格で、LED搭載マザーボードを活かせるサイドアクリルパネル装備、6色から選べるカラバリを用意しているのが◎。
ただ、「METIS」は倒立タイプになっており、ビデオカードはトップ側に搭載する形になるが、トップパネルには吸排気口が一切ない(国内未発売の新型「METIS PLUS」では改善)。そのため、ミドルクラス以上のGPUを搭載したビデオカードで構成する際は、ちょっとエアフローに注意が必要だろう。
いろいろな構成で組める
自由度の高いケースはコレ
ここからはキューブ型と比べると筐体は大きくなるが、コンパクトにハイエンド構成を組めるMini-ITXケースを3製品紹介していこう。
1台目は、180(W)×368(D)×299(H)mmのコンパクトサイズながら、最大350mmまでのビデオカードや240mmラジエーターの水冷システム、最大7基のファンを搭載可能になっているCOUGAR「QBX KAZE」だ。
QBX KAZE
メーカー:COUGAR
URL:http://www.milestone-net.co.jp/product/cougar/pc_case/QBX_KAZE.html
実売価格:7000円前後
COUGAR「QBX KAZE」は、「長~く使える極上のPCケース2015【番外編】」でも紹介しているので、参考にしてもらいたい。
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