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絶好調なRyzen！　マザーはどれを買う？【ASRock編】

2017年03月27日 12時00分更新

文●藤田忠　編集●北村／ASCII.jp

約1.5万円のゲーミング向けマザー
「Fatal1ty AB350 Gaming K4」

　ゲーミング向けの機能やPCを彩る「RGB LED」機能を残しつつ、手ごろな価格になっている「B350」搭載の「Fatal1ty Gaming」。

　サウンドチップは、Realtekの最新オーディオチップ「ALC1220」から、Realtek「ALC892」にダウングレードするが、7.1chオーディオやCreative「Sound Blaster Cinema 3」に対応する。そのほか、LEDイルミネーション機能の「RGB LED」や、2基のM.2スロット、スチールスロットの採用といった特徴もしっかり装備だ。

コストを抑えたゲーミング向けマザーボードの「Fatal1ty AB350 Gaming K4」

APU向けにDVI、HDMI、D-Sub15ピンを装備し、3画面出力が可能になっている

「Fatal1ty AB350 Gaming K4」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×2（x16、x4動作）、PCI Express (Gen2) x1×4
マルチGPU	非対応
ストレージ	M.2×2(PCI Express Gen3 x4×1、SATA3.0 6Gbps×1)、SATA3.0 6Gbps×6（ASMedia ASM1061×2）
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、USB 3.0×8（Type A×5、Type C×1、ヘッダピン×2）、USB 2.0×6（背面×2、ヘッダピン×4）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN（Realtek RTL8111GR）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC892)、Creative「Sound Blaster Cinema 3」
価格	1万5000円前後

オールラウンダーマザーボードの
「X370 Taichi」

　陰陽が万物の根源とする中国の思想の「太極」を示す“Taichi”の名を冠する「X370 Taichi」。あらゆる用途で使えるオールラウンダーの機能を備える1枚になっている。

　SN比120dBのDACやRealtek「ALC1220」、左右のオーディオチャンネルの基板レイヤーを分離といったASRockの高品質オーディオ「Purity Sound 4」に、2基のM.2スロット、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2など、オンボードデバイスが豊富。その上、LEDイルミネーション機能「RGB LED」やOC向け機能の「Hyper BCLK Engine II」、スチールスロット、16フェーズ電源回路、ニチコン製「12K プラチナコンデンサ」など、機能も品質面も妥協なしだ。

ブラック＆ホワイトカラーもカッコいいオールラウンダーマザーボードの「X370 Taichi」

Wi-Fi 11acやType AとType CのUSB3.1ポートなど、背面インターフェースも充実

ASRockの最新高品質オーディオの「Purity Sound 4」を採用している

「X370 Taichi」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	ATX
チップセット	AMD X370
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×2（x16、x8動作）、PCI Express (Gen2) x16×1（x4動作）、PCI Express (Gen2) x1×2
マルチGPU	NVIDIA SLI、AMD CrossFireX
ストレージ	M.2×2(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps×1、PCI Express Gen2 x4×1)、SATA3.0 6Gbps×10（ASMedia ASM1061×2）
インターフェース	USB 3.1×2（Type A×1、Type C×1）、USB 3.0×10（背面×6、ヘッダピン×4）、USB 2.0×4（ヘッダピン）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN（Intel I211AT）、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac + Bluetooth v4.2
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC1120)
価格	3万2000円前後

MicroATX仕様もある
「B350」搭載のエントリーモデル

　ASRockは、リーズナブルな「B350」搭載マザーボードを3製品ラインアップ。MicroATX仕様も2製品用意している。

　「Fatal1ty AB350 Gaming K4」のゲーミング機能を除いた形の「AB350 Pro4」に、MicroATX仕様の「AB350M Pro4」。そしてコスト重視の「AB350M-HDV」。

　「Pro」は手ごろな価格帯ながら、2基のM.2スロットを備えているのが特徴だ。

エントリー向けの「Pro」シリーズに属する「AB350 Pro4」。スタンダードな仕様で価格が抑えられているのが特徴

「AB350 Pro4」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×2（x16、x4動作）、PCI Express (Gen2) x1×4
マルチGPU	非対応
ストレージ	M.2×2(PCI Express Gen3 x4×1、SATA3.0 6Gbps)×1、SATA3.0 6Gbps×6（ASMedia ASM1061×2）
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、USB 3.0×8（Type A×5、Type C×1、ヘッダピン×2）、USB 2.0×6（背面×2、ヘッダピン×4）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN（Realtek RTL8111GR）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC892)
価格	1万4000円前後

MicroATXながら、2基のM.2スロットを装備している「AB350M Pro4」

「AB350M Pro4」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	Micro ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×2（x16、x4動作）、PCI Express (Gen2) x1×1
マルチGPU	非対応
ストレージ	M.2×2(PCI Express Gen3 x4、SATA3.0 6Gbps)、SATA3.0 6Gbps×4
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、USB 3.0×7（Type A×4、Type C×1、ヘッダピン×2）、USB 2.0×6（背面×2、ヘッダピン×4）、PS/2×2
ネットワーク	ギガビットLAN（Realtek RTL8111GR）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC892)
価格	1万1500円前後

1万円を切る「B350」マザーボードの「AB350M-HDV」。対応CPUは、最大65Wまでになるので注意しよう

「AB350M-HDV」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	Micro ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×2、最大32GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×1、PCI Express (Gen2) x1×1
マルチGPU	非対応
ストレージ	M.2×1(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps)、SATA3.0 6Gbps×4
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、USB 3.0×6（背面×4、ヘッダピン×2）、USB 2.0×6（背面×2、ヘッダピン×4）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN（Realtek RTL8111GR）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC887)
価格	1万円前後