KDDIは2月15日、VRを活用した列車運転士用の地震・災害シミュレーションを開発。運転士の訓練に4月以降から順次導入する。
「HTC Vive」と実写VRコンテンツを採用。とくに南海トラフ巨大地震で津波が想定されるJR西日本の紀勢線の一部区間(串本駅~新宮駅)約43kmを対象。現時点で最高水準となる9K動画(360度)を撮影し、リアルな走行感や避難誘導に必要となる標識を肉眼で確認可能としている。
4月以降からJR西日本和歌山支社の新宮列車区と紀伊田辺運転区において各1セットを導入、運転士の訓練を行なう。