東芝の「dynabook V」シリーズは、12.5型のディスプレーを搭載したモバイルノートPCだ。クラムシェルスタイルからディスプレーをぐるりと回転するように開いて、タブレット型にもできるタイプのモデルで、軽量ながら長時間利用も可能、性能も高いという機種となっている。その中でも最も高性能な構成を採用した「dynabook VZ72/B」を紹介しよう。
ノート・タブレット・テントの3スタイルに対応
dynabook Vシリーズのボディカラーは、オニキスメタリックの1色だ。落ち着いた色合いのボディはさらさらとした触感で、指紋やホコリなどが目立ちづらい。頻繁に触れ、持ち運ばれるモバイルマシンとして扱いやすい本体だ。
キーボードを開いて利用するクラムシェルスタイルでは、ごく普通のビジネス向けモバイルノートPCといった印象だ。タブレットになる機種だと見栄えに違和感のあるモデルもある中、ごくスタンダードな雰囲気で利用できる。
しかし、ディスプレー部は完全に上向きとなる平らな状態を超えて、トップカバーと底面が接触するところまで回転できる。完全に平らに合せてしまえば、キーボード機能は無効になりタブレットとして利用できる仕組みだ。そして、その回転は途中で止めることもできる。逆V字型に開いて立てたテントスタイルなら、映像鑑賞などもしやすくなる。
ディスプレーの表面に光沢のないノングレアパネルを採用しているおかげで、どんな環境でも反射が気になりづらく、長時間の利用時でも目が疲れづらい。利用環境を選びづらいモバイル利用時でも、かなり快適に利用できそうだ。
重量1099g!アダプタもコンパクトでトータルの持ち運びが快適
本体サイズは約幅299.0×奥行き219.0×高さ15.4mm。重量は約1099gだ。タブレットとして考えれば特別に軽量というわけではないが、キーボードつきのデバイスと考えれば非常に軽い。外出先でもキーボードをしっかり使いたいことが多い、デタッチャブルマシンやキーボードのないスマートデバイスでは不足を感じるユーザーにとって、機能的に満足できながらも軽いというマシンになる。
また、持ち運んで利用するということを考えた時、ACアダプタや電源ケーブルがコンパクトにまとまるというのも大きなアドバンテージになる。「dynabook V82」はカタログスペックによればフル充電状態からのバッテリー駆動時間が約17時間というスタミナマシンだが、それでも出張時などには電源ケーブルを持ち歩きたくなる。
その点、dynabook VZ72/B付属のアダプタは実測で約縦61×横61×高さ28mm程度とコンパクトで、軽量だ。しかも電源ケーブルも補足、付属ベルトでしっかりとコンパクトにまとめることができる。本体とあわせて丸ごと持ち歩いても苦にならないつくりなのが嬉しいポイントだ。
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256GB SSD搭載でも18万5220円から
東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。たとえば「dynabook VZ72/B」の場合、東芝ダイレクトの直販価格は19万5480円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は17万1180円(1月26日現在)からとなっている。なんと、512GB SSD搭載モデルも18万5220円(1月26日現在)からだ。
この他の東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!!
試用機の主なスペック | |
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機種名 | dynabook VZ72/B |
CPU | Core i7-7500U(2.7GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB SSD/512GB SSD |
ディスプレー | 12.5型(1920×1080ドット)、タッチ対応 |
通信規格 | 有線LAN(100BASE-T、USB Type-Cアダプター使用時)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.1 |
内蔵ドライブ | ー |
インターフェース | USB 3.0端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、Thunderbolt 3端子 |
インターフェース(USB Type-Cアダプター使用時) | HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、USB 3.0端子、Ethernet端子 |
サイズ/質量 | およそ幅299.0×奥行219.0×高さ15.4mm/約1099g |
OS | Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit) |