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CES 2017レポート 第2回

Android Wear 2.0、低消費電力GPSを搭載

カシオ「PRO TREK」初スマートウォッチはオフライン地図対応「WSD-F20」!

2017年01月05日 10時09分更新

文● 飯島恵里子/ASCII

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左は従来機WSD-F10、右は今回発表されたWSD-F20。WSD-F20はベゼルとケースが別パーツで、万が一の誤操作を防ぐためのボタンガードを採用するなど、PRO TREKで培ったアウトドアギアのノウハウが活かされている

従来機と変わらぬアウトドアシーンに応える、タフネス性能

 「10気圧防水」を期待したいところだが、WSD-F20は従来機WSD-F10と同じ5気圧防水。音声入力用のマイクやマグネット圧着式充電端子を搭載しながらも、5気圧防水を死守している。水仕事や雨天、カヤックなどのウォータースポーツでは安心して利用できるという。

ケースの右サイド。ボタンガードの中央には大きめのボタン、脇は小さめのボタンを採用している。写真右の2時位置はTOOLボタン、中央3時位置は電源ボタン、左の4時位置はAPPボタン

ケースの左サイドは、10時位置にマグネット圧着式充電端子、9時位置に圧力(気圧/高度)センサーを配置している

 カシオ計算機製ならば期待したいタフネス性能は、米軍の物資調達規格MIL-STD-810Gに準拠。落下や振動など、さまざまな環境下での試験を実施し、正常に作動することを確認しているという。

CASIOとPRO TREKのダブルロゴがファンにはたまらない!


製品名 WSD-F20 WSD-F10
プラット
フォーム
Android Wear 2.0 Android Wear ※今春、Android Wear 2.0に対応予定
動作環境 Android 4.3以降/iOS 9以降(iPhone 5以降) Android 4.3以降/iOS 8.2以降(iPhone 5以降)
ケース寸 およそ縦61.7×横57.7×厚さ15.3mm およそ縦61.7×横56.4×厚さ15.7mm
質量 約92g 約93g
ディスプレー 1.32型、2層構造、
カラーTFT液晶+モノクロ液晶
タッチパネル 静電容量式タッチパネル
(防汚コーティング対応)
静電容量式タッチパネル
画面解像度 320×300ドット
CPU 非公開
メモリー 非公開
ストレージ 非公開
センサー 圧力(気圧/高度)センサー/3軸加速度センサー/3軸ジャイロセンサー/3軸方位(磁気)センサー
GPS 低消費電力GPS搭載、衛星3測位(アメリカのGPS、ロシアのGLONASS対応予定、日本のみちびき対応) 非搭載
カラー地図機能 搭載(オフライン対応) 非搭載(Android Wear標準アプリのGoogle MapsをAndroidスマホと連動し使用。iOS非対応)
マイクロフォン 搭載
バイブレーター 搭載
通信 Bluetooth V4.1/IEEE 802.11 b/g/n
バッテリー 約1日以上(通常使用)、約1ヵ月以上(時計のみの場合)
充電時間 常温で約2時間
防水/耐環境性能 5気圧/MIL-STD-810G
発売ステータス 2017年4月21日予定 2016年3月
価格 5万5080円 7万5600円

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