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標準とロング、2種類のバンドが付属

カシオPRO TREK Smart新モデル「WSD-F20X」は冬仕様11月17日発売

2017年10月03日 10時05分更新

文● 天野透/ASCII

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 カシオ計算機は10月3日、アウトドア向けスマートウォッチ「PRO TREK Smart(プロトレックスマート)」の新モデル「WSD-F20X」を発表した。発売日は11月17日で、価格は6万480円。

 「WSD-F20」をベースに、バンド部分の取り外しを可能にしたモデル。冬のアウトドアシーンを想定した厚手のウェアの上からも着けられるロングタイプのクロスバンドと、軽装のアクティビティで使える通常の長さのウレタンバンドを同梱する。

 ベースモデルと同様に、低消費電力GPSやオフラインで使えるカラー地図機能を搭載。事前に地図をダウンロードしておくことで、単体での現在地確認ができる。「アクティビティ」アプリのスノーモードを使えば、スキーやスノーボードなどの軌跡やトップスピードなどを表示可能。GPSは準天頂衛星「みちびき」に対応する。

 また、ウォッチフェイスに新デザイン「プレイス」を追加。Googleカレンダーに登録された予定と場所をウォッチ上で選択すると、文字盤の背景に行き先の地図を表示できる。12時位置と6時位置のインダイアルは、Android Wearのコンプリケーション機能に対応し、高度や気圧、電池残量、アプリのデータといった、表示情報のカスタマイズも可能。既存モデル「WSD-F20/F20S」にもインストールできる。

 本体は防水5気圧/-10度耐低温仕様で、耐環境性能は米軍物資調達規格MIL-STD-810Gに準拠。デザインは本体やベゼルにブラックを採用し、アクセントとしてPROTREKのブランドカラーであるグリーンを時字に配した。

 そのほかの主な仕様は、OSがAndroid Wear 2.0。ディスプレーが1.32インチカラーTFT・モノクロ2層構造で、カラー液晶は320×300ドット。Bluetoothは4.1 Low Energy 対応、Wi-Fiは802.11 b/g/n。バッテリーはリチウムイオン電池、充電時間は常温でおよそ2時間、バッテリーライフは通常使用時でおよそ1日、GPS使用時の毎秒測位で6~8時間(精度優先)/およそ18時間(バッテリー優先)。毎秒測位(カラー表示オートOFF):7~9時間(精度優先)/およそ25時間(バッテリー優先)。本体サイズは縦61.7×横57.7×厚さ15.3mm、重量はおよそ94g(ソフトウレタンバンド装着時)/90g(クロスバンド装着時)。

ロングタイプと標準タイプのバンドが付属する

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