VR用フットペダル「3D RUDDER」は普段のPC使いでもイカス多入力っぷり!
2016年12月20日 12時00分更新
ゲームなどをより感覚的に操作できる
操作感を見ていこう。前進したい場合は、3D RUDDERを前に倒す、後ろに下がりたい場合は、後ろに倒す。WASD移動を足で行なうようなことが基本になる。
また、横軸の移動は水平を保ったまま、3D RUDDERを旋回。Z軸の変更はアップは、右カカトと左つま先に力を入れる、ダウンは右つま先と左かかとに力を入れるといった具合だ。
慣れが必要なのはアップダウンだが、先述の設定アプリケーションでセンサー感度を調整しながらがいいだろう。
また、複合操作も可能であり、前進しながら視界を横にシフトしつつ、上昇といったことも可能と、滑らかな操作も実現している。
なお、初期動作時点で足の自動検出、自動調整が行なわれるため、キャリブレーションはあまり意識しなくてもいい。
さて、Windowsの標準ドライバで動作するということは、ジョイステックの操作をキーボード命令に変換するユーティリティーソフト「Joy2Key」も使用可能であり、ショートカットの入力を割り当てられる。
前後左右に倒す操作だけでも4つと、これまでのフットペダルよりも入力数が多く、また倒すだけでいいため、足を動かすのも最小限にできる。
もちろん、旋回操作にも入力を割り振れるため、これまでのフットペダルでは足りないと感じていた人にもオススメだ。
興味のある方は店頭でまずはトライ!
VR HMD同様、体験してみないと良さと相性がわかりにくい問題がある。独特の入力感がその大きな要因だが、慣れることができると感じたのであれば、多入力が可能なフットペダルとして活用できるし、もちろん、ゲーム用としても活躍してくれる。
新手の製品なので戸惑う部分は確かにあるのだが、そこを自分なりに開拓し、操作環境を構築していけるのであれば、要チェックの周辺機器だ。

この連載の記事
-
第76回
PC
約5000円の3DイヤホンでVRコンテンツやゲームなどが楽しい! -
第75回
PC
入力補助デバイスとしていいかも! 約3000円で買えるゲームコントローラー風キーボード -
第74回
デジカメ
テキトーに撮ってもそれっぽくキレイな写真になる! ソニーのフルサイズ対応中望遠レンズ「SEL100F28GM」 -
第73回
PC
2180円のハイレゾ対応の極小USB DAC「SOUND BLASTER PLAY! 3」は外で使うのにいいかも! -
第72回
デジカメ
900gまで装備できる「3軸電動カメラスタビライザーPro」でヌメッとした動画を撮ろう! -
第71回
PC
4200万画素の非圧縮RAW写真が増えすぎたので、4Bay NAS「DS416play」を導入! -
第70回
PC
よく鍵をなくす人注目! 探しモノ用スマートアクセサリー「Wistiki」 -
第69回
PC
折りたたみでもエルゴノミクス配列! 打ちやすいモバイルBluetoothキーボード -
第68回
PC
PC作業しながら健康管理! 心拍数やクリック回数を記録できるマウス -
第67回
PC
空間を活かせそうなPCサラウンド「Sound Blaster X KATANA」 - この連載の一覧へ