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VRで復元された江戸城周辺のタクシー観光

東京観光と同時に江戸を観光「タイムスリップタクシー」

2016年11月04日 18時12分更新

文● 行正和義 編集●ASCII.jp

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タイムスリップタクシー

 凸版印刷と日の丸リムジンは11月1日、タクシーに乗りながら江戸の街並みや風景、風俗を楽しめる観光ツアー「タイムスリップタクシー」を発表。11月10日より開始する。

 タイムスリップタクシーは、江戸時代の御城を中心に大名・大名・旗本屋敷、町人街、町奉行所、寺院などの描かれた古地図に基づき、タクシーで歴史スポットを巡るツアー。指定の地点に到着してタブレットをかざすと江戸城天守閣が表示されるほか、観光スポットによっては江戸時代の風景や風俗を描いた浮世絵も紹介する。

 凸版印刷が各地の観光地VR情報サービスとして提供している「ストリートミュージアム」を用いたサービスで、これまで福岡城、熊本城などの城のほか、三内丸山遺跡(青森県)や富岡製糸場(群馬県)などのガイドツアーに採用された経緯がある。

江戸城コースの起点、日本橋(左)、赤穂浪士の討入りの様子を描いた浮世絵(右上)、泉岳寺(右下) 

 タイムスリップタクシーが提供する観光ガイドツアーは、皇居周辺や桜田門、日比谷、歌舞伎座、日本橋などを巡る「江戸城コース ~天守閣の復元と江戸町文化~」(所要時間1時間)、丸の内や新橋、日比谷、泉岳寺を巡る「忠臣蔵コース ~赤穂浪士の辿った道~」(所要時間3時間30分)の2コース。いずれも2人参加の場合であればテスラ・モーターズのEVを選択できる(多人数の場合は別途対応)。

 タブレットで自動再生される歴史情報は日本語のほか、英語、中国語、韓国語の多言語対応。価格は江戸城コースは5000円、忠臣蔵コースは1万6000円(2016年12月31日までのキャンペーン料金、通常料金はそれぞれ9000円/2万円)。

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