このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

大人気で現在入手困難の激薄Windowsマシン「YOGA BOOK」を使ってみた

2016年10月30日 12時00分更新

文● 編集長みやの(@E_Minazou

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

話題のYOGA BOOKを買っておきたい周辺機器とともに紹介します

 激薄軽量PCとして発作的に買えるお値段(4~6万円)なこともあり、直販サイトでも量販店でも入手困難なYOGA BOOKですが、編集部に到着して開封の儀はすでにお届けしましたので、今回は10日間の使用レポートと、買っておくべき周辺機器をお送りします。

で、結局YOGA BOOKのタッチキーボードは使えるのか?

 みなさんイチバン気になるのはやはりキーボードですよね。クラムシェル型でタッチキーボードというと、2010年の東芝「libretto W100」を思い出すオタクな我々なので、かなり使い勝手が不安だったのですが、このキーボードは使えます。

 もちろんホームポジションに指を置いてタッチタイプするのは困難です。指を置いたとたんにキーを押してしまうからアタリマエですが。なので指を浮かした状態でキーを見ながら入力することになります。

日本では日本語キーボードしか選択できないのがちょっと残念

 キーを押すと「ビッ」と振動して、ちょっと遅れて音が「ピッ」と鳴ります。振動のほうは、押した感覚をフィードバックする感じで、これはあったほうがいいですが、音はいらないですね。メインキーのピッチは約18mmあるので、せせこましく指をくっつけて押す必要はありません。

 このタッチキーボードが、画面上で使うスクリーンキーボードとちがうのは、通常キーボードと同様に2つ以上のキーを押すときは同時打鍵なことですね。SHIFTを押しながらAとか、CTRL押しながらCとかです。スクリーンでは通常、順次打鍵なので、タッチ型ですが通常キーボードの感覚で打てます。

 タッチタイプができないので、キーボードのバックライトが消えていると入力できません。明るい部屋で使っていると、このバックライトは、標準では明るさがちょっと足りないと感じることがありました。

極端な写真ですが、明るい部屋だとキーボード表示はこんな感じにみえます

 音も消したいので設定がないかと見回りましたが、コントロールパネルにはありません。Android版では設定メニューの中に普通にあるのですが、Windowsの場合は「ProgramFiles\Lenovo」にあるControlApp.exeで変更できます。自分は振動はONで音はOFF、バックライトはMAXにして使っています。

プログラムフォルダーに隠れているControlAppの画面は超シンプル

 ただ、キーボード手前のタッチパッド(?)はちょっと改善が必要ですね。パッドの左右にボタンに割り当てた部分があるのですが、ここはパッド扱いの部分みたいで、キーボードの「ビッ」というフィードバックがありません。

 もちろんタッチしたとたんにクリックになってしまうので、使いにくいです。逆にいつもタップを多用している人は関係ないので大丈夫ですね。個人的には最上段のファンキションキーをなくして、タッチパッド部分の面積を広げていただけると幸いです。

 タップで思い出しましたが、タッチパッドはマウスとして登録されています。なのでWindowsのコントロールパネルではタップのON/OFFや2本指の機能設定ができません。デフォルトでタップがONで2本指はスクロールとなっていてそれ以外は不可となっています。レノボ様、至急タッチパッドドライバーを私に送り込んでください!!

画面が16:10なのがうれしい!

 文句が続いてしまいましたが、やはりこの薄さと軽さはステキすぎます。実測したら682gでした。軽いのはもちろんですが、カバンに入れるにも小さくて薄いので苦労しません。いつでもスルっとカバンに入れて持ち歩く気になるWindowsマシンです。

 画面が16:9ではなく16:10なのも◎です。自分は社内ラップトップとしてSurfaceBook(3:2)を使っているのでなおさらかもしれませんが、縦スクロールしてブラウズするには縦が長いほうがラクです。LAVIE Hybrid ZEROもはやく縦長画面になっていただきたいと切望しております。10.1型で1920×1200ドットは100%表示でもニジミもなく、画面の最大輝度も高く、不満はありません。ただし、文字がかなり小さくなるので、50才以上の人は150%表示がオススメです。

 ベンチマークもとってみました。YOGA BOOKはAtom x5-Z8550にメモリー4GBですが、思ったより善戦。手持ちのLAVIE Hybrid ZERO(2015年モデル)のCore i7-5500Uと比較しましたが、CINEBENCHのCPUスコアは279対119で約43%の速度。3DBENCHではFirestrikeで690対292でこちらもほぼ42%という結果です。第5世代とはいえ2.4GHzのCore i7の半分の速度と思えば、十分なコスパではないでしょうか。

 ちなみに、CristalDiskMarkではシーケンシャルリードが1053対140とかなり低めですが、ランダムリードは31対15。YOGA BOOKはeMMCなので十分健闘している値です。Windowsの起動やアプリの実行に待たされることはありません。

 ファンレスゆえに気になる発熱ですが、ベンチのような重いプログラムを走らせると、本体のヒンジ寄りの部分の左側の底面が「モワッ」と温かくなりました。触れなくなるほどにはならないので、ある温度でCPUを制御していると思います。膝に乗せていても、秋冬はアッタかくてちょうどいいくらいです。

 ちなみに、SIMスロットはデュアル型になっていて、LTEモデルはもちろん、非LTEモデルでもmicroSDカードの部分は生きています。そこに自前のmicroSDをセットして挿入すれば、サブストレージに使うことができます。

非LTEモデルでもSIMスロットにmicroSDを挿入すればもちろん使える

前へ 1 2 次へ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

アクセスランキング

  1. 1位

    トピックス

    室外機に置くだけ、空調電力を最大38%削減 「GXマット」が特許取得

  2. 2位

    トピックス

    キンキンに冷えてやがる! 夏でもぶっ倒れなくするファン付ウェアの進化形を見た!ワークマン「ZERO-STAGE ファンベスト」

  3. 3位

    ウェアラブル

    毎年7月に売り切れるやつ!ソニーの「着るクーラー」が冷却2割増しで最長15時間も冷えるとか神機すぎ!「REON POCKET PRO Plus」

  4. 4位

    AV

    テレビいらない族のための録画機、配線ほぼゼロ、YouTube感覚で番組を見られる「miyotto」がスマートすぎる

  5. 5位

    AI

    AIがBlenderを勝手に操作 3D制作のハードルが一気に下がった

  6. 6位

    トピックス

    「自動で爆風」普段着を強力9Vファン付きウェア化、イベントも外作業もクールだぜ!サンコー「爆風で上半身爽快『なんでもファン付きウェアにな~る』」

  7. 7位

    トピックス

    最大30%ポイント還元!PayPay自治体キャンペーン 2026年8月開始分に大注目

  8. 8位

    自動車

    「こんな小せぇJeepがあるか!」本国アメリカ人も驚く極小ハイブリッドSUVが日本上陸

  9. 9位

    AV

    ついに会話ができるスマートスピーカーが登場!Gemini対応の実力を試してみた!

  10. 10位

    トピックス

    「ドコモの銀行」で何が変わる? ポイント最大4.5%還元、金融経済圏のメリットと課題

集計期間:
2026年07月19日~2026年07月25日

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中