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全面タッチ操作! しかも3万円台から! 極薄2in1 PC「YOGA BOOK」を写真でチェック

2016年10月01日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII編集部

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本来キーボードがある部分にキーボードがない……ようである!? 新しいUIを提案する「YOGA BOOK」をチェック!

 「IFA 2016」で発表されて、大きな話題になった新型の2in1 PC「YOGA BOOK」。YOGAシリーズでおなじみの360度回転ヒンジを搭載するが、注目点はなんといってもキーボード部分が全面タッチセンサーになっていること、そしてもう1つが、Androidモデルであれば税抜3万9800円から、という思い切った価格設定だ。

 これまでのノートPCや2in1 PCにはない特徴を持っているだけに、実際のところをつかみかねているという人も多いはず。そこで本記事では発表会で撮影した写真を中心にお届けしよう。

一般的なノートPCのキーボードとは異なる感覚も
十分に使えるタッチ式のHaloキーボード

 まずはその入力部分(レノボではクリエイトパッドと呼称)。完全フラットなタッチパネルとなっており、キーボードとして利用する際はキーがLEDによって表示される。つまりソフトウェアキーボードなのだが、ThinkPadシリーズの開発でおなじみの大和研究所の監修により、18.1mmという広めのキーピッチに加え、実際のタッチ時はバイブレーションを発生させることで入力が確認できる。

こちらがオフィシャルの写真。キーボード部分が全面タッチパネルになっており、ペン操作とキーボード入力の両方が可能

 ソフトウェアベースである利点を活かし、個人のクセを認識してタッチの検知位置を自動調整する機能も持つ。たとえば、スペースバーは下の方を打つクセがあれば、その位置をスペースと認識するようになるわけだ。

そしてこちらがそのキーボード。一部縦長のキーもあるが、キー自体はかなり大きめ。入力時はバイブレーションもある

 短時間ながら、実際に文字をポリポリと入力した感想としては、キー入力時のバイブレーションが単純にブルッという感じで、アップルのTaptic Engineが実現する、本当にボタンを押したような自然さというわけではなく、普段キーボードを打っているときの感覚からすると正直違和感はある。ただ、キー入力を確実に確認できるのと、キー自体が大きめなこともあって、ミスタイプはほとんどない。使っていくうちに慣れと自動調整により、問題なくテキスト入力ができそうだと予想した。

こちらはAndroid版。パッドやWindowsキーに違いがあることがわかる。ただし、基本的には日本語配列だ日本では販売予定がないという英語キーボード版も展示されていた。Backspaceが巨大!

 また、左上にあるペンのマークの部分をタッチすることでペン入力に切替可能。ワコムとの共同開発によるデジタイザーペン「REAL PEN」で操作する。さらにキーボード部に「BOOK PAD」というノートを置いて、REAL PENのペン先をインク付きタイプに交換すれば、実際に紙に書いた内容がそのままデジタル化される。ちなみにペン先の交換はペンのキャップの反対側で物理的に引っこ抜いて行なう。

インク芯のREAL PENでBOOK PADに手書きするとリアルタイムでデジタル化。Windows版ではOneNoteが用いられる。替え芯やBOOK PADの用紙ももちろん購入可能
REAL PENはこんな感じ。キャップの反対側に凹みがあるので、芯をそこに引っかけてグイッと抜いて交換する

CPUはAtomなので、AndroidかWindowsか悩ましい
購入しやすい価格が最大の魅力

 2in1 PCとしてのスペックは、ディスプレーは10.1型液晶(1920×1200ドット)、4GBメモリー、64GBストレージなど。厚みはディスプレー部が4.05mm、キーボード部は5.55mm。合わせても9.6mmと、レノボは世界最薄の2in1マシンとアピール。重量もわずか690gだ。

4つのモードで利用できるYOGAスタイルは健在。690gと軽量なので、タブレットとしてももちろん快適

 一方でCPUはAtom x5-Z8550。OSはAndroid 6.0とWindows 10 Homeから選択可能だが、このCPUゆえにどちらのOSを選ぶかは少々悩んでしまうかもしれない。

Windows版はカーボンブラック1色だが、Android版はさらにガンメタルグレー、シャンパンゴールドの3色から選択が可能。写真はシャンパンゴールドで、ヒンジ部も同色なのが魅力的
左側面にmicroUSB、microHDMIに加えて、nanoSIMのスロットも
物理キーボードを省いたことでキーボード部は5.55mm。とにかく薄くて驚かされる

 そして最後に紹介したいのが魅力的な価格。2種のOSに加えて、Wi-Fi版/LTE版の組み合わせにより、計4モデルを用意。直販価格はAndroid+Wi-Fi版が税抜3万9800円、同LTE版が税抜4万4800円、Windows+Wi-Fi版が税抜5万2800円、同LTE版が5万9800円となっている。

 安価なことからサブマシンと割り切って使う人が多いと考えられるが、学生が初めて自腹で購入するPCというケースもあるはず。新しい時代を切り開く可能性を持ったマシンが手頃に購入できる点が、なによりの魅力と感じられる1台だ。

新しくて、そして安い。PC好きにも、自分用のPCを持ってない若年層にも、ぜひ注目してほしい!

レノボ「YOGA BOOK」の主なスペック
CPU Atom x5-Z8550
メモリー 4GB LPDDR3
ストレージ 64GB
画面サイズ 10.1型ワイド
解像度 1920×1200ドット
サイズ(閉じた状態) 約256.6×170.8×9.6mm
重量 約690g
バッテリー動作時間 約15時間(Android版)
約13時間(Windows版)
OS Android 6.0 or
Windows 10 Home(64bit)
無線LAN IEEE802.11ac
対応バンド(LTE版のみ) LTE:1/3/5/8/9/18/19
W-CDMA:1/3/5/6/8/9/19
カメラ リア8メガ/イン2メガ
インターフェース/スロット microUSB、microHDMI、Bluetooth 4.0、イヤフォン、microSD、nanoSIM(LTE版のみ)
カラバリ ガンメタルグレー、シャンパンゴールド、カーボンブラック(Windows版はカーボンブラックのみ)

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