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第2世代Core搭載Ultrabookに感謝と別離

そろそろヤバイ5年前のPC、最新の第7世代Core搭載PCとの埋められない差

2016年10月21日 11時00分更新

文● ジサトライッペイ

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3DMarkで3D描画性能をテスト

3D描画性能計測の定番「3DMark」。負荷の異なるIce Storm Extreme、Cloud Gate、Sky Diverの3つをテスト。

 続いて、CPU内蔵GPUの3D描画性能を比べるため、3DMarkでテスト。第2世代Core搭載PCは熱処理に問題があるせいか、何回やってもCloud GateとSky Diverが回らなかったので、いまどきのPCではなかなかやらないIce Storm Extremeも施行しました。

3DMarkの結果。テストは3回行ない、実行時の処理熱の影響を考え、なるべく時間を空けて測定した値での最高値を掲載しています。

 各PCのCPU内蔵GPUを説明すると、第2世代CoreはEU数12基のIntel HD Graphics 3000(350MHz、最大1.15GHz)、第6世代CoreはEU数24基のIntel HD Graphics 520(300MHz、最大1GHz)、第7世代CoreはEU数24基のIntel HD Graphics 620(300MHz、最大1GHz)です。CPU内蔵GPUの性能はEU数がものを言うんですが、第7世代Core搭載PCはEU数半分の第2世代Core搭載PCに対し、約102%増の差をつけました。

 A4ノートPCで冷却効率が良い第7世代Core搭載PCは、テスト開始時からテスト終了時まで熱限界に達さずに完走。その結果、ポテンシャルがそこまで変わらない第6世代Core搭載PCに対し、最大で約36%増という結果になりました。第6世代Core搭載PCも第2世代Core搭載PCも、テストの途中で熱限界に達して、動作クロックが著しく下がる場面があったので、今回のテストではPC自体の熱処理機構の差が大きかったんですね。

 とはいえ、第6世代Core搭載PCでも第2世代Core搭載PCに、約48%増という差をつけているので、おそらく第7世代Coreを搭載するモバイルPCでもそのぐらいの差はつくはず。Ultrabookじゃ遊べなかったPCゲームでも第7世代Core搭載PCなら遊べるようになるかもしれませんね。

PCMark 8で総合性能をテスト

総合性能ベンチマークソフト「PCMark 8」。Home accelerated 3.0テストを実行。

 PCMark 8のHomeテストでは、主にCPU、GPU、ストレージの性能が試されますが、スコアーに大きく影響するのは中でもCPUとGPUです。では、早速結果を見てみましょう。

PCMark 8の結果。テストは3回行ない、実行時の処理熱の影響を考え、なるべく時間を空けて測定した値での最高値を掲載しています。

 第7世代Core搭載PCは第2世代Core搭載PCに対しては約67%増、第6世代Core搭載PCに対しては約13%増でした。テストの詳細で“Casual Gaming”という項目があるんですが、第7世代Core搭載PCは26.6fpsと、ゲームの快適プレイ指標である30fpsには届かないものの、14.7fpsだった第2世代Core搭載PCと比べればはるかに性能が向上していました。

 なお、第6世代Core搭載PCは、3DMarkほど露骨ではありませんが、やはりCPU内蔵GPU使用時の熱問題が影響してスコアーを落としている感がありますね。

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