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大人もシビれる最新おもちゃ ― 第6回

流れる河と滝の上で宝石をゲットせよ!

スリル満載のドイツ産ボードゲームの傑作「ナイアガラ」にハマる

2016年10月01日 15時00分更新

文● 相川いずみ 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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 昨今のおもちゃは、スマホ対応は当たり前。NFCチップ搭載に、大人顔負けのスマホ、臨機応変な会話をしてくれるロボットなど、最新の技術を駆使したデジタルガジェットの宝庫!

 そんな商品の中でも特に大人もシビれてしまう曲者おもちゃや、特定の属性の人を瞬殺してしまうトンガリすぎな玩具などを、実際の使い勝手やシビれるポイントを紹介していきます!

流れ落ちる滝を避けてカヌーで宝石を集めるゲーム

 皆さんはボードゲームで遊んだ経験がありますか?

 ボードゲームというと、「人生ゲーム」や「モノポリー」が有名ですが、それだけではありません 特に海外はボードゲームが盛んで、様々な工夫を凝らしたゲームが発売されています。その中でも、今回はボードゲーム界の傑作のひとつ、ギミック満載の「ナイアガラ」をご紹介します!

ドイツのゲーム大賞受賞! ダイナミックなギミックに注目

ナイアガラ

 河の上に透明なプレートを敷き、プレートを移動させることで、河の流れを再現している。プレイヤーはカヌーで河を下り、宝石を積んで岸に戻り手元に集めていく。一定数の宝石を最初に集めた人の勝利だが、相手の宝石を盗んだり、逆に盗まれてしまったりという逆転要素があり、最後まで気が抜けない。

 ゲーム中、河が下流に向かって少しずつ流れていくルールで、滝の部分までカヌーが流れると落ちてしまう。河の流れを計算しつつ、いかに早く宝石を積んで戻るかの戦略も重要。対象年齢は8才から、プレイ人数は3〜5人。日本語マニュアルと解説DVD付きで、すごろくやから発売中。6000円。

河と滝を再現した豪華な仕掛けがおもしろい!

 ナイアガラを初めて見た時、その立体的な仕掛けにビックリ! ボードゲームというと、ボードを机の上に敷いてコマを動かすような平面的なイメージだったのに、カラフルな船が河の上を流れていて、流れ落ちる滝まであるじゃないですか。

 この仕掛けに魅入られてしまったら、実際に遊ぶしかありません! 人気商品のため品切れでなかなか手に入りませんでしたが、やっと購入できたので早速遊んでみました。

パッケージをあけると、木製のカヌーや、色とりどりの宝石、大きなボードなどが入っています
パッケージの蓋箱と身箱を2個並べて、土台を作ります
次に、ボードを上に乗せれば、滝が流れる河のできあがり!

 河ができたら、その上に透明な円型のプレートを並べていきます。このプレートが「マス」にあたり、そして河の流れを表現する重要なアイテムでもあります。

河にある透明プレートがマス代わり。岸辺には5色の宝石を置いていきます

 準備ができたら、自分の色のカヌーを上流の船着き場に置いて、ゲーム開始です! プレイヤーは各自1から6までの数字とお天気マークが書かれた計7枚のカードを持っています。自分の番にどのカードを出すかは自由。どんな順番でカードを出していくかによって、ゲームの流れも大きく変わってきます。

 全員がカードの数字に沿ってカヌーを進め終わったら、1ターンが終了。ここで、出されたカードのうち一番低い数字の分だけ、河が流れます。たとえば「3」だったら、3マスぶん河が流れていくわけです。ナイアガラの河はそんなに長くないので、3マス分も流れると大変!

 
上流から透明プレートを押して、河を流します。カヌーはどんどん下流へ……

 河の最後には滝が待ち構えていて、ここまで流されるとカヌーは転落……! プレイヤーはカヌーを失ってしまうか、集めた宝石でカヌーを買い戻すことになります。

カヌー転落の瞬間。もちろん載せていた宝石も失ってしまいます

 勝つためには、「下流までカヌーを動かし、宝石を積んで戻る」。この繰り返しですが、戻りは河の流れに逆らって進むため、なかなか帰れません。おまけにもう少しで帰れるという時に限って、他の人に宝石を横取りされてしまう……と、思うようにいかないのが、悔しいけれど、この読み合いがものすご〜く面白いのです!

初心者でも大白熱!3世代で楽しんでみた

 今回は小学生の子どもと、おじいちゃん、おばあちゃんの4人で遊んでみました。年齢もまちまちな初心者でしたが、難なくゲームを楽しめました。細かいルールはありますが、大筋は単純なので、とても遊びやすい。1回のプレイ時間は10〜20分ほどと、時間もあまりかからず、手軽に遊べる点もオススメです。

カヌーはどんどん流されていくため、下流の宝石ほど取りづらい。でも取りたい!

 ちなみに、勝利条件は、いずれかの方法で宝石を集めること。

  1. 5色全部の宝石を1個ずつ集める
  2. 同じ色の宝石を4個集める
  3. 色は問わず合計で7個集める

 2回目のプレイでコツをつかんだ息子は、「同色4個」を目指し、黙々と2個の青い宝石を集め、残り2個の青い宝石をカヌーに載せてニンマリ。

 「フフフン。ぼくは次で勝つよー!」という言葉を聞いて、よく見るともうリーチじゃないですか!

 黙っていれば息子のスピード勝利だったのに……ここで勝利宣言をしてしまうのが小学生。優しい母は、次の番で岸に帰る予定だった息子のカヌーから、宝石を横取りしておきました。そんなにゲームは甘くないですよ。

「ガーーーン」とショックを受けつつも気を取り直して再戦。勝利への道は厳しいのです

 このナイアガラはドイツ製のゲームですが、日本語マニュアルもついているし、ゲームには数字以外の文字がないので、プレイには問題なし。アマゾンなどでも購入できますが、オススメのお店はボードゲーム専門店の「すごろくや」。ここで販売しているナイアガラには、遊び方がわかるオリジナルの日本語版DVDが付いています。

 すごろくやオーナーである丸田康司さんも「豪華な内容と見事な仕掛けだけでなく、予想外のドラマが起きて盛り上がります」と、太鼓判。3世代楽しめる手軽さと、見た目の楽しさが融合したナイアガラは、ボードゲーム初心者の方に、ぜひ楽しんでもらいたいです!

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