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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第130回

iPhone 7 Plusでバークレーをフォトウォーク

2016年09月13日 19時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII.jp

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フォトウォークをじっくりと楽しむ

 夏場のサンフランシスコは寒いことで有名ですが、先週末のバークレーは1日中晴れ間もなく、厚い雲に覆われ、冷たい風が海から入ってくる、実にサンフランシスコらしい夏の気候でした。最高気温18度で風も強いと、薄いダウンジャケットの出番ですね。

 そんな中、午前中にiPhone 7 Plusを持って、バークレーの街を歩いてみた写真をご紹介します。

 黄色いトマトの花、ベンチに垂れ下がる細かい花をつけた木、真っ赤な花、コーヒーの水面に映る葉、花屋のカラフルな花……。

 Appleはワイドカラーをテーマに、カメラとディスプレイをより広い色域へと対応させました。筆者の目には、特に赤の鮮やかさが強まったように見えます。ファーマーズマーケットの真っ赤なトマトは、その良い例ではないか、と思いました。

 あまりにiPhone 7 Plusのカメラが楽しくて、前述のジェットブラックiPhone 7の写真は、iPhone 7 Plusのカメラで撮影することにしました。

どのような動作をしているのか、わからないが

 さて、Appleによると、広角から望遠に切り替えたからといって、広角側のカメラがオフになるわけではないと説明しています。

 実際、2xでプレビューしているときに、望遠側のレンズを指で塞いでも、きちんとプレビューされているまま。一方こんどは広角側を指で塞ぐと、指が映り込んで画像が真っ赤になるということが起きました。

 片方のカメラを指で塞いだときの挙動は、屋外、室内でも異なり、シチュエーションに応じて双方のカメラの役割が変わっているのではないかと推測できます。 v  Appleによると、iPhone 7シリーズに搭載された新しい画像処理エンジンは、0.25秒の間に1000億回もの処理を重ね、最適な写真を撮影するとしています。つまりシャッターを押す瞬間までの間に、思い切り計算が繰り返されているというわけです。

 デュアルカメラで2xの望遠にした際、デジタルズームとは異なるキレイな写真が得られます。しかし、単純にカメラを切り替えるだけでなく、使わないカメラからも画像データを利用していると考えた方が良さそうです。

 iPhone 7 Plusが単純なズームレンズ搭載とは異なるというのは、Appleが年内のアップデートで追加する「ポートレートモード」にも現れるでしょう。望遠カメラを主に、広角カメラの情報も使って被写体と背景を立体的に分析し、背景のみをぼかす効果が得られるそうです。

余裕を持った容量のiPhone 7 Plusを

 AppleはiPhoneのラインアップの保存容量から16GBを排除して倍増させ、32GB、128GB、256GBへと増量しました。

 iPhone 7 Plusはカメラでの撮影が絶対に頻繁になるため、128GB以上を選択したいところです。ジェットブラックも選択肢に入りますし。

 Suicaの対応、メモリ3GB化、そしてデュアルカメラの楽しみ……。iPhone 7 Plusは、デザインこそ変更はありませんでしたが、それを補って余りある、魅力にあふれたスマートフォンだと言えます。

 秋の東京出張の折は、Suicaアプリで新幹線特急券を買って、長野県の上田あたりへ財布すら持たずiPhone 7 Plusだけをポケットに入れて、観光を楽しんでみたいと思います。紅葉も美しく撮影できるんだろうなと思いを馳せつつ。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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