毎月の経理業務がこれでラクになる!
請求書がそのまま帳簿データに化ける、個人事業主の手抜き整理術
経理業務がしたいから「独立」したわけではない
筆者(ライター)のような個人事業主は、すべての業務を自分一人でこなさなければならない。当然、本業(執筆)を行わなければお金を稼げないので、仕事をしたい。しかし、経理業務は絶対に必要だし、慣れないと手間と時間を取られるうえ、未処理の項目がある場合はストレスにも……。そこでオススメなのが、請求書作成サービスの「Misoca(ミソカ)」と青色申告サービス「やよいの青色申告 オンライン」。この2つを組み合わせれば、経理作業の時短ができて、仕事に集中できるようになるのだ。
Misocaは中小事業者やフリーランス向けの請求書作成サービス。簡単操作で見積書や請求書、納品書などを作成でき、メールやPDFで送信できる。さらには有料にはなるが、印刷から封筒入れ、投函までしてくれる郵送機能も用意している。請求書作成サービスの定番としてユーザーを増やしてきて、2016年2月に弥生株式会社が株式を100%取得しグループ会社となった。すでに2014年から弥生シリーズとMisocaは機能連携しているが、2016年7月には売上や売掛金などの科目の複合仕訳に対応するなどの機能強化が行われた。
早速、連載の請求書を出してみることにしよう。Misocaのアカウントはメールアドレスとパスワードで作成できるほか、FacebookやTwitter、CrowdWorks、そして弥生IDなどのアカウントでもログインできる。
Misocaで請求書を作る際は、フォームに必要事項を入力していくだけ。請求書名や件名、支払期限などを埋めていこう。もちろん、自社の情報を入れることもできる、住所やメアドだけでなく、企業ロゴや印影をアップロードすることもできる。
内税/外税から、郵送サービスまでカユイところをフォロー
消費税率も自由に設定できる。個人事業主だと「税込みで!」と言われることが多いので、内税が自動で計算できるのは手間が省けるところ。後は、振り込み先を入力して完了。口座は3つまで登録できるが、中小企業もしくは個人事業主であれば充分だろう。
請求書が完成したら、「発行」する。先方がOKなら、メールで送ったりPDFファイルをダウンロードしたりできる。1通180円かかるが郵送手続きを依頼することも可能だ。請求書を送ったら、発送ステータスを「発送済み」に。入金されたら「入金済み」にステータスを変更しよう。このおかげで、入金確認を忘れずに済む。
ライターのように同じ取引先と長く付き合うケースなどは、「自動作成予約」機能が便利。決められたタイミングで、指定した内容の請求書が自動的に作成されるのだ。送り忘れが起きないし、内容のミスも防止できる。
「○月号」といったその月を入れたい部分には「{month}」と入れておくと、発行時に自動的に数字になっているのもうれしいところ。請求書の発行日や、振込期限なども自動的に反映されている。
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