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使い慣れたLINEを、プライベート用と分けつつ社内で活用可能

auがビジネス版LINE「Works Mobile with KDDI」提供開始

2016年07月21日 15時00分更新

文● 南田ゴウ

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 auが8月29日から提供を開始するビジネス版LINE「Works Mobile with KDDI」は、コミュニケーションアプリ「LINE」と同じインターフェースの採用に加えて管理機能を搭載。さらによりセキュアな環境で利用できるよう、利用場所に応じた認証方法の変更やデバイス制限が可能な「KDDI Business ID」との連携が可能。

auが提供を開始するビジネス版LINE「Works Mobile with KDDI」

 一般向けのLINEを使ってのプライベート連絡と社内連絡が混在するコミュニケーションでは、セキュリティー性や企業コンプライアンス面での問題が発生する可能性があるが、「Works Mobile with KDDI」は一般向け「LINE」とは別アプリのため、プライベートと切り分けつつ使い慣れたUIで社内の仲間とコミュニケーションできる。

 一般向けLINEとは異なり、グループトークの既読リストで「誰がメッセージを見ていないか」を確認可能。管理機能として端末紛失地のユーザーIDロックや遠隔アプリ削除、添付ファイルのダウンロード制限、アプリ起動時のパスワード入力強制なども用意される。管理者は6ヵ月間のトークログ、操作ログ、起動ログも確認可能だ。

 「Works Mobile with KDDI」は社内連絡で432種類のLINEスタンプも利用できるが、LINEストアには非対応で追加でのスタンプ購入は不可。Works Mobile with KDDI」専用スタンプは48種類用意されている。

 管理者が専用サイド上でIDの増編などの手続きが行なえる「KDDI ビジネスオンラインサポート」と連携でき、ID管理も容易だ。トライアル提供開始日は7月21日で無償トライアル期間は30日、提供開始日は8月29日となっている。利用料金は月額と年額が用意され、月額プランは389円/ID、年額プランは月額324円/ID。


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