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新たにタッチレスで入力可能に

NECが腕を仮想キーボード化して非接触で操作する技術を開発

2016年07月13日 14時34分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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ARmKeypad Air

 日本電気は7月13日、AR技術を用いて腕を仮想キーボードとする技術「ARmKeypad Air(アームキーパッド エアー)」を開発したと発表した。

 ARグラスを利用して腕などにキーボードやキーパッドを仮想表示させ、各種業務をハンズフリー化する技術。2015年11月に発表した「ARmKeypad」ではリストバンドを併用し、加速度センサーを用いてタッチ入力を検出していたが、新たに腕や衣類に触ることなくキー入力を可能とした。

 カメラによる指の位置を検出しているとみられ、キー入力のほかフリック操作なども可能。また、QRコードなどのARマーカーの上に瞬時に仮想キーボードが表示されるため、デバイス不要で各種の入力操作が行なえる。

 物理的に腕や衣類に触らないため、医療や食品加工、精密機器製造などの汚染が懸念される現場での業務利用に適しているという。

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