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夏ボで買うぞ! 人気SIMフリースマホ全カタログ第6回

スマホのテザリングもいいが、やっぱり便利なモバイルルーター

夏ボで買いたい人気SIMフリースマホ全紹介 【モバイルルーター編】

2016年07月10日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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SIMフリースマホでテザリングもいいが
単体のルーターはやっぱり利便性が高い

「Aterm MR04LN」

 外出先でノートPCやタブレットをインターネットに繋ぐのに用いるモバイルルーター。最近は1万円台の安価なSIMフリースマホもあるため、それを2台目として購入して、テザリング機能によってルーター代わりに使っている人も多いはず。

 一方で単体のルーターにしかない利便性もある。たとえば本体がコンパクトだったり、バッテリーの持ちが良かったり、電波が混在した場所でも通信しやすい5GHz帯でのテザリングに対応している、などだ。

 SIMフリーのモバイルルーターも製品数こそはそれほど多くないものの魅力的な端末も多く、価格も2万円までで購入可能だ。では早速実機を紹介していこう。

人気SIMフリースマホカタログ
【あると便利なモバイルルーター編】

●NECプラットフォームズ「Aterm MR04LN
●ファーウェイ「Mobile Wi-Fi E5383
●ZTE「MF920S
●ネットギア「AirCard AC785

キャリアアグリゲーションやBluetoothテザリングに対応
強力なSIMフリーのモバイルルーター「Aterm MR04LN」

 無線LANルーターの定番としてよく知られる、NECプラットフォームズ「Atermシリーズ」。SIMフリーのモバイルルーターでも定番的な存在で、単体の販売はもちろん、MVNOのセットモデルとして提供されているケースが多い。

 通信面では2つの周波数帯を組み合わせて通信するキャリアアグリゲーションに対応。ドコモXiは4周波数に対応するのに加え、au網での利用も可能(mineoのauプランの動作確認端末にも加えられている)。さらに通信速度こそ遅いものの省電力なBluetoothでのテザリングにも対応し、その場合の利用時間は約24時間となる(Wi-Fiテザリング時は約12時間)。

クレードルもオプションで用意されている

 WAN側はLTEのみならず、無線LANでの接続も可能で、公衆無線LANサービスや自宅の固定回線を利用することができる。さらにオプションでクレードルが用意されていたり、デュアルSIM仕様で通信をするSIMを簡単に切り替えたりと、とにかく機能が豊富。SIMフリーでは最強のモバイルルーターと言っても過言ではない1台だろう。

主要キャリアがことごとく採用するファーウェイ
そのSIMフリールーター「Mobile Wi-Fi E5383」

 国内では、ドコモ/au/ソフトバンク/UQ/Y!mobileと主要キャリアすべてにモバイルルーターを納入しているファーウェイ。そのファーウェイがSIMフリー端末として、単体で販売しているのが「Mobile Wi-Fi E5383」だ。

 対応周波数はやや少なめで、ドコモ系SIMでの利用が前提となるが、キャリアアグリゲーションに対応するほか、120gの本体には3000mAhの大型バッテリーを内蔵し、最大約13時間の利用が可能である。

ドコモの格安SIMとの組み合わせに適している

ZTEの格安なSIMフリールーター「MF920S」

 ファーウェイと同じく、国内の主要キャリアにモバイルルーターを提供し、SIMフリースマホにも力を入れているZTEの端末。キャリアアグリゲーション非対応など、スペック的にはやや見劣りがするものの、106gという軽量な本体に加えて、約1万4000円と安価なのが魅力。手軽に使える1台と言える。

税抜1万2800円という価格が魅力の1台

有線LAN/無線LANで世界的なメーカー
ネットギア「AirCard AC785」

 Atermシリーズが国内の無線LAN製品では定番モデルであるように、有線LAN/無線LANで世界的な大メーカーなのがネットギアだ。

 発売自体は約1年前でキャリアアグリゲーションに対応しないなど、スペックはやや劣るが、対応周波数は多めで、特にドコモXiでは1.5GHz帯のバンド21も含めて、4周波数に対応。またLAN側の無線LANは2.4GHz/5GHz帯両対応はもちろん、同時利用も可能で、PCのほかに携帯ゲーム機など、多様な機器を接続するのに便利だ。

ネットワーク機器の定番、ネットギアのモバイルルーター
  Aterm MR04LN Mobile Wi-Fi E5383
メーカー NECプラットフォームズ ファーウェイ
価格 約2万円 約2万円
サイズ 63×111×11mm 58×95×16.4mm
重量 111g 120g
下り通信速度 最大300Mbps 最大300Mbps
キャリアアグリゲーション ○(2CC) ○(2CC)
LTE対応バンド 1/3/8/11/17/18/19/21 1/3/19/21
(うちドコモ) 1/3/19/21 1/3/19
3G対応バンド 1/5/6/8/9/19 1/6/19
LAN側無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応、
最大867Mbps)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応、
最大867Mbps)
WAN側無線LAN IEEE802.11ac
(最大867Mbps)
Bluetooth ×
クレードル オプション ×
バッテリー容量 2300mAh 3000mAh
連続通信時間 約12時間(Wi-Fi)
/約24時間(Blutooth)
約13時間
ディスプレー 2.4型液晶 2.4型液晶
SIMサイズ microSIM×2 microSIM
発売時期 2015年7月 2015年12月
  MF920S AirCard AC785
メーカー ZTE ネットギア
価格 約1万4000円 約1万3000円
サイズ 63.7×107.5×14.8mm 68.9×109.9×14.6mm
重量 106g 127g
下り通信速度 最大150Mbps 最大150Mbps
キャリアアグリゲーション × ×
LTE対応バンド 1/3/8/19 1/3/5/6/9/19/21
(うちドコモ) 1/3/19 1/3/19/21
3G対応バンド 1/6/8/19 1/5/6/9/19
LAN側無線LAN IEEE802.11n
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4/5GHz対応、
同時利用可)
WAN側無線LAN
Bluetooth × ×
クレードル × ×
バッテリー容量 2300mAh 2000mAh
連続通信時間 約14時間 約10時間
ディスプレー 1.44型液晶 1.77型液晶
SIMサイズ 標準 microSIM
発売時期 2016年5月 2015年6月

ドコモのモバイルルーターの中古も狙い目?

 MVNOを含むドコモ系SIMは、SIMフリー端末のみならず、ドコモ端末でも利用できる。なので、ドコモ端末の中古品を入手して使っているという人も多いはず。モバイルルーターについても、ネットオークションなどで入手可能だ。

 2016年発売の「Wi-Fi STATION N-01H」では3波のキャリアアグリゲーション、「Wi-Fi STATION HW-01H」では、さらに3.5GHz帯のTD-LTEも利用可能など、当然最近のモデルほど新技術に対応するが、格安SIMで使うなら古いモデルで十分という考えもあるだろう。

 ただ、狙い目は2014年発売以降のモデル。というのも、1.7GHz帯のバンド3を含む、ドコモXiの4周波数に対応しているため。また、ドコモ系SIM以外の利用にはSIMロック解除が必要だが、2016年発売(2015年5月以降発売)のルーターについては、購入から6ヵ月以降が経過し、かつ購入者でなければ手続きできないなど、スマホと同じ制約があるので、その点は注意が必要となる。

2015年発売の「L-01G」。2波のキャリアアグリゲーションに対応している2016年発売の「HW-01H」。現時点ではスマホも含めて、唯一の3.5GHz帯対応端末という最新モデルだ

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