独自の解像度強化表示技術に7.1chバーチャルサラウンドも装備
ASUS、タブレット初となる7.1chバーチャルサラウンド対応「ZenPad 10」など3シリーズを発表
2016年07月06日 15時50分更新
ASUS JAPANは7月6日、高いAV性能を持つ「ASUS ZenPad 10」シリーズなど、10.1/8/7型タブレット製品3シリーズ5製品を発表した。7月8日より順次発売する。
10.1型の「ASUS ZenPad 10」と8型の「ASUS ZenPad 8.0」は、液晶表示の解像感を高める独自技術「VisualMaster」を搭載。タブレット初となるDTS Headphone:X対応により、対応するヘッドフォンを用いて7.1chバーチャルサラウンド再生が可能なほか本体前面のスピーカーは5.1chバーチャルサラウンドを楽しめるなどAV機能を強化したモデル。
ASUS ZenPad 10にはSIMフリーモデル「Z300CNL」とWi-Fiモデル「Z300M」が用意され、CPUとしてZ300CNLがインテルAtom Z3560(1.83GHz)、Z300MはMediaTek MT8163(1.3GHz)を搭載。両機種とも2GBメモリー、16GBストレージ、1280×800ドットの10.1型液晶、前面200万画素/背面500万画素カメラなどを装備する。
本体サイズは約幅251.6×高さ172×奥行き8.9mm、重量約480g。実売予想価格はZ300CNLが3万6504円、Z300Mが2万8944円。
ASUS ZenPad 8.0もSIMフリーモデル「Z380KNL」とW-Fiモデル「Z380M」が用意され、CPUとしてZ380KNLはSnapdragon 410(1.2GHz)を、Z380MはMediaTek MT8163(1.3GHz)を搭載。2GBメモリー、16GBストレージ、1280×800ドットの8型液晶などを搭載。Z380KNLは800万画素/200万画素、Z380Mは5000万画素/200万画素カメラを装備する。また、SIMフリーモデルには通話機能が搭載されている。
本体サイズは約幅123×高さ209×奥行き8.5mmで、重量はZ380KNLが約354g、Z380が約350g。実売予想価格はZ380KNLが3万2184円、Z380Mが2万1384円。
7型の「ASUS ZenPad C 7.0」は小型軽量タブレット製品で、Wi-Fiモデルのみ。CPUはインテルAtom X3-C3200、1GBメモリー、8GBストレージ、1024×600ドットの7型液晶、200万画素/30万画素カメラなどを装備。本体サイズは約幅108×高さ189×奥行き8.4mm、重量は約265g。実売予想価格は1万9224円。
カラーバリエーションとしてZenPad 10/8.0はいずれのモデルもブラック/ホワイト/ローズゴールドの3色、ZenPad C 7.0がブラック/ホワイトの2色が用意される。また、OSとしては、ZenPad 10/8.0ではSIMフリーモデルにAndroid 6.0.1、Wi-FiモデルにAndroid 6.0を搭載、 ZenPad C 7.0はAndroid 5.0.2を搭載する。
いずれのモデルもASUSのWebストレージ5GB(永年無料版)が付属するほか、やることリストや自動起動マネージャー、キッズモード、ATOK for Androidなどのソフトが付属。ZenPad 8.0のSIMフリーモデルのみ7月下旬発売、それ以外は7月8日に発売する。