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Broadwell-E対応で光りまくる!

最強ゲーミングマザーMSI「X99A GAMING PRO CARBON」は買い!

2016年07月05日 12時00分更新

文● 石井 英男 編集●北村/ASCII.jp

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フルカラーLEDストリップの制御が可能な
Mystic Light Extension

 さらに、X99A GAMING PRO CARBONには、マザーボード上のLEDの発光色や発光パターンを制御できるだけでなく、サードパーティ製のLEDストリップの制御が可能な「Mystic Light Extension」と呼ばれる機能も新たに搭載されている。

LEDストリップを接続して、制御可能

 LEDストリップは、自由に曲げることができる柔らかい基板にLEDが十数個並んだもので、両面テープなどでPCケース内に貼り付けてライトアップを行なうためのパーツだが、X99A GAMING PRO CARBONには、12Vフルカラー仕様のLEDストリップを接続するためのコネクターが用意されており、マザーボード上のMystic Light LEDと一緒に制御可能なのだ。

MSI GAMING AppでLEDストリップの発光色や発光パターンを設定できる

スタジオグレードの高音質を実現する
Audio Boost 3

 ゲーミングPCでは、オーディオ機能も重要だが、X99A GAMING PRO CARBONでは、オーディオ回路を他の回路から電気的に分離させ、EMIシールドを施すことで、スタジオグレードの高音質を実現するAudio Boost 3を搭載している。

オーディオ回路を他の回路から電気的に分離させ、高音質を実現するAudio Boost 3を搭載

 さらに、Nahimic Audio Enhancerにより、ゲームに応じたイコライジングやボイスチャットの明瞭度向上が可能なほか、ゲーム内で音が聞こえる場所をビジュアルで示す「Sound Tracker」なども利用可能だ。

Nahimic Audio Enhancerでは、ゲームに応じた音質の調整が可能なほか、ボイスチャットの明瞭度を上げることもできる

EZ Debug LEDとDebug Code LEDで
トラブルの原因が一目で分かる

 PCを何度も組み立てたことがあるベテランでも、組み立てた直後のPCが起動しなかったり、これまで動いていたPCが突如動かなくなってしまうといったトラブルに悩むことはある。もちろん、初心者ならなおさらだ。

 しかし、X99A GAMING PRO CARBONには、EZ Debug LEDとDebug Code LEDが搭載されているので、万一PCが起動しなくても、そのトラブルの原因がすぐに分かる。

EZ Debug LEDは「BOOT」「VGA」「DRAM」「CPU」の4つのLEDから構成されており、不具合があったり、認識されていないパーツがあると赤色に点灯する

 EZ Debug LEDは、マザーボードの電源供給コネクターの隣にあり、「BOOT」「VGA」「DRAM」「CPU」の4つのLEDで、どこに問題があるかを示してくれる。また、Debug Code LEDは、2桁の7セグメントLEDで、起動処理の状態を示してくれるほか、起動が完了するとCPU温度を表示してくれる。

次世代クロックジェネレーターOC EngineとTurbo Socketにより
高いオーバークロック性能を実現

 X99A GAMING PRO CARBONは、オーバークロック性能に関しても、他の製品の追従を許さない。次世代クロックジェネレーターのOC Engineの搭載により、従来の100/125/167MHzという決められたベースクロックではなく、より柔軟なクロック変更が可能だ。

 そのうえ、通常の2011ピンCPUソケットではなく、25本のピンが追加された2036ピンのTurbo Socketを採用。メモリー電圧とRing電圧の調整も可能であり、オーバークロック時の安定性向上に貢献する。

 もちろん、電源回路周りもこだわっており、チタンコアを搭載したチョークコイルやDark CAPと呼ばれる高級コンデンサーを採用、高い信頼性と耐久性を実現している。

電源回路にはチタンコアを採用したチョークコイルや高級コンデンサー「Dark CAP」を採用。CPUソケットも通常よりピンが25本多い、Turbo Socketを採用

 さらに、専用ユーティリティーの「MSI Command Center」により、Windows上からも、CPUのベースクロックや各コアの動作倍率、CPUコアやメモリーなどの各種電圧の変更など柔軟なオーバークロック設定が可能だ。

MSI Command Centerでは、CPUのベースクロックや各コアの動作倍率、CPUコアやメモリーなどの各種電圧の変更が可能

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