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NPO法人と協力し、障碍者や若年無業者などに

世界で盛り上がるプログラミング教育、日本MSも新施策

2016年06月15日 06時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 日本マイクロソフトは、NPO法人CANVAS、認定NPO法人育て上げネットと連携し、女性、遠隔地在住者、障碍者、若年無業者にプログラミング授業を行う「Microsoft YouthSpark: Programming for all~ 全ての子ども・若者に~」を7月1日から1年間展開すると発表した。

 2015年9月16日、Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏より、全世界のコンピュータサイエンス教育の普及活動に、今後3年間で7500万ドルを投資すると発表した。

 その後、2016年1月30日に米国政府がコンピュータサイエンス教育を支援する政策を発表し、日本でも2016年4月19日の産業競争力会議で、プログラミング教育を2020年までに小中学校で必修科目にすると提言。世界中でコンピューターサイエンス教育への注目が高まっている。

 そんな中、2016年4月20日に、マイクロソフトは全世界の各地域でのコンピュータサイエンス教育をひろげるため、全世界55カ国、100位上のNPOとパートナーシップを発表した。

 本パートナーシップにより、日本においてはCANVASと育て上げネットの2団体と連携し、「Microsoft YouthSpark: Programming for all ~全ての子ども・若者に~」を7月1日より1年間実施する。同施策では、コンピュータサイエンス教育へのアクセスが困難な女性、遠隔地在住者、障がい者、若年無業者などの子ども、若者に向けたコンピュータサイエンス教育を行い、第四次産業革命の時代を生き抜くための新しい学び方、多様な働き方のできるスキル育成を目指すとしている。

 CANVASは、本プログラムにおいて、遠隔地の子どもたち・女性・障がいを抱えた子どもたちを対象としたプログラミング学習普及に向けた取り組みを行う。1年間で200人の指導者の育成と、約100回の授業・ワークショップ実施を目指す。

 育て上げネットは、社会的・経済的に困難を抱える子ども・若者に基本的なITスキルの習得機械を提供する「若者UPプロジェクト」に参画する全国のNPOと協働し、3000人の子ども・若者にプログラミングを学ぶ機会を提供する。「若者UPプロジェクト」全体では、今年度1万人へのITスキル習得機会を提供する。

 マイクロソフトは、パートナー企業との連携しながら、講師育成、技術ノウハウ、社員プロボノ、就労体験をサポートする。また、両NPO法人とともに実証した成果を広く社会に普及していく。

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