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QRコードとPINコードで管理する新たなシステムに

図書カードが進化! QR/PINコードでユーザーが残高・履歴を確認

2016年05月30日 15時41分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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図書カードNEXT

 日本図書普及5月30日、6月より新しくなった図書カード「図書カードNEXT」を発行する。

 全国共通図書券として発行されてから55年が経ち、現在は磁気カード(プリペイド式)の図書カードが発行されている。新たに凸版印刷や富士通エフ・アイ・ピーが提供する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」を活用、カード残高をサーバーで管理するシステムに移行する。

カードデザイン(上)およびリーダー/裏面(下)

 書店のリーダーで背面のQRコードを読み取ってリアルタイムに残高の減算を行なえる。QRコードには複製防止用特殊加工が施されて専用リーダーでないと読み取れないが、ユーザー自身もカードのID番号やPINコードを用いてウェブサイトで残高や利用履歴の確認ができる。6月1日より全国の加盟書店で発行、利用が可能(一部用意できない書店もある)。有効期限は10年。

 ピーターラビットシリーズ、東山魁夷シリーズ、富士山シリーズが用意され、価格は500円~10000円。これまで同様にオリジナルカードの製作なども可能という。

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