海外用のスマホを買う時、海外にいくつかある通販サイトを利用するケースが多いでしょう。でも、サムスンの最新モデルって世界に先駆けて韓国で発売されることが多いのですよね。4Gと3Gの基本周波数をおさえればオーケー、という人ならば韓国でスマホを買うのもいいかもしれません。
サムスン製品の専門店はスマホを中心としたIT製品を揃える「Samsung d’light」が韓国内に数店舗ありますが、同社の全製品を集めた大型店舗「デジタルプラザ」は店舗の数も多く、ソウルの主要エリアのいたる所に店を構えています。今回は学生街としても有名なホンデ(弘大。「弘益大学」の略称)にあるデジタルプラザのホンデ店を訪問してみました。
フロア面積も広いホンデ店
1FにはGalaxyシリーズや同社のPCがズラリ
ホンデ店は3階建てでフロア面積も広く、気軽に店内に入れる雰囲気です。平日よりも土日のほうがお客さんも多いので、店員さんの目を気にせず見て回りたいなら週末の訪問がいいかもしれません。とはいえ、平日も時間によっては学生の来客で込み合っています。営業時間は平日が午前10時半から夜11時、日曜日が午前11時から夜の11時。学生街だけに夜遅くまでやっているのが特徴です。ホンデ付近で夕食を食べて、そのあと立ち寄るなんてこともできるわけです。
お店へのアクセスは地下鉄のホンデ入口駅の2番出口からすぐ。インチョン国際空港、キンポ国際空港からの空港鉄道も当駅に停車しますから(各駅停車)、空港からも楽にアクセスできます。
フロアーの1FはスマホとPCをメインにした展示。Galaxyの各モデルはGalaxy S7やS7 edgeなどハイエンドモデルだけではなく、AシリーズやJシリーズなども豊富に並べられています。また、いまでも人気がある前のモデルも展示。「Galaxy Note 4」など前モデルもまだ売れているそうです。
日本では「Galaxy S7 edge」が2キャリアから販売されますが、フラットディスプレーのGalaxy S7の投入は見送られました。エッジディスプレーよりフラットがいい、と言う人は海外でしか入手できないのがちょっと残念なところ。こちら韓国ではもちろん全キャリアから両モデルが販売されています。
さて、韓国ではスマホは日本のようにキャリアモデルとして販売されます。しかし、製品はメーカーモデルであり、日本のようにキャリア側が固有の型番を付けることはありません。そして、端末はSIMフリーで販売されています。そのためキャリアや代理店の店ではスマホは契約込みで無くては買えないケースが大半ですが、このデジタルプラザのようなメーカーの店舗では各キャリアで販売されている端末を契約無しの単体で買うことも出きます。ただし、価格は定価プラス10万ウォン(約1万円)前後。また、キャリアごとに微妙に対応周波数が異なるのでそのあたりは事前のチェックが必要です。
前の写真は昨年前半登場のミッドレンジモデル「Galaxy J7」と「Galaxy A7」で若干安く売られていました。メーカーの店舗なので独自の割り引きもあるようです。一方、こちらの写真は昨年末に出てきたミッドローエンドの「Galaxy A3(2016)」。4.7型HDディスプレーですが1300万画素の背面カメラ搭載の金属ボディー機で悪くないできです。
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