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4万円アンダーのホームユース最新NAS選び 第1回

3万円以下で買える格安NASの狙い目はどれ!?

2016年05月17日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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高い人気を誇るSynology製エントリー
NASの最新モデル「DiskStation DS216j」

Synology「DiskStation DS216j」。人気だった前モデルDS215jのプロセッサー強化モデルになる

 3万円アンダーのNASキットの最後は、国内での注目度がググッとアップしているSynologyのエントリー向けNASキットの最新モデル「DiskStation DS216j」だ。

 sMedioの「sMedio DTCP Move」(DS216jは約1000円の有償導入)でDTCP-IPに対応する点やMarvellの1GHz デュアルコアプロセッサーを内蔵と、スペックはASUSTOR「AS1002T」とほぼ同じになっている。

 両モデルともに初期導入時の手順は簡単で、アプリの充実度やDLNA対応といった機能面も大差なかったりする。第3回で行なうリード・ライトのパフォーマンステストで差が出るか、デザイン面が選ぶ際のポイントになるだろう。

底面だけでなく、側面のSynologyロゴもスリット状になっている。発熱する回転数7200rpmのHDDを安心して使用できる

背面には排気用に9cmファンを装備。ファンの固定にもHDDベイと同じく、防振ゴムが使われていた。エントリー向けとはいえ、動作時の静音性に配慮する姿勢は好印象だ

ASUSTOR「AS1002T」スペック表
CPU Marvell ARMADA-385 1GHz
メモリー 512MB
LAN Gigabit LAN×1
USB USB3.0×2
HDMI出力端子 非搭載
ハードウェア
トランスコード
非対応
DTCP-IP 対応(sMedio DTCP Move)
寸法 100(W)×225.5(D)×165(H)mm
実売価格 2万5000円前後
製品情報URL https://www.synology.com/ja-jp/products/DS216j#overview

 HDMI出力端子やハードウェアトランスコードエンジンは非搭載になるが、手ごろな価格帯となっているARM系プロセッサーを内蔵するエントリーNASキット3モデル。

 どの程度のリード・ライトパフォーマンスを発揮するかは、第3回でお伝えするとして、次回は3万円台のNASキット4モデルを紹介していこう。

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