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ファーウェイから登場の新デュアルカメラスマホ「Honor V8」をクイックレビュー

2016年05月14日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集● ASCII.jp

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 ライカレンズ搭載の「HUAWEI P9」「HUAWEI P9 Plus」を4月に発表したばかりのファーウェイから、サブブランドで展開しているHonorシリーズの最新モデル「Honor V8」が発表されました。

ファーウェイは、「HUAWEI P9」の兄弟モデル、「Honor V8」を5月10日に発表

HUAWEI P9の仕様を盛り込みつつ
5.7型液晶を採用した「Honor V8」

 HUAWEI P9譲りのデュアルレンズに金属ボディー、そしてファーウェイ初のWQHD解像度のディスプレー搭載機も用意される超ハイエンドな製品です。5月11~13日に上海で開催されたCES ASIA 2016会場でさっそく実機をテストしてみました。

 Honor V8はチップセットにKirin 950または955を採用、5.7型の大型ディスプレーを搭載し、背面にはデュアルレンズを搭載したモデル。これまで過去に発売されたHonorシリーズの中でも最高スペックの製品となります。

 また「HUAWEI P9」の画面サイズが5.2型、「HUAWEI P9 Plus」が5.5型なので、その上位に位置するモデルと見ることもできます。P9シリーズとの大きな差はHonorがオンライン向けの販売チャンネル商品であること、ライカブランドを利用していないことなど。しかし高速なCPUの搭載や本体の仕上げはP9シリーズとかなり似ています。

 そのHonor V8には3モデルが存在しているとのこと。いずれのモデルもメモリーは4GBと高容量。キャリア版(製品型番はKNT-TL10)と標準版(同KNT-AL10)が32GBストレージで画面解像度はフルHD、最上位版(同KNT-AL20)は64GBストレージに画面解像度はWQHD。ファーウェイのスマートフォンでWQHDのディスプレーを搭載したモデルはこのHonor V8が初です。

モデルは3機種、最上位モデルはWQHD解像度のディスプレー

 展示会場には標準版(上写真左)と最上位版(上写真右)の2モデルが展示されていました。なお展示モデルはテストファームウェアのためか標準版の表示はKXX-AL10、最上位版はKXX-AL20となっていました。

 背面には指紋認証センサーを搭載。P9の背面はフラットなデザインでしたが、Honor V8は角がより丸みを帯び、断面も若干のカーブを描いた形状になっています。デュアルカメラを搭載しているものの、背面の印象はやや異なります。

P9よりも丸みを帯びたボディー

 右側面にはボリュームボタンと電源ボタンに加え、スマートボタンも搭載しています。これは「Honor 7」でも採用されていた機能をカスタマイズできるボタンで、ボタンの押し方によって複数の機能を割り当てることができます。

カスタマイズ可能なスマートボタンを搭載

 なお展示はありませんでしたが、本体パッケージは紙の箱。それを組み立てるとVRグラスになり、Honor V8を入れてVRコンテンツを表示できるとのことです。スマートボタンと組み合わせるとVRをより楽しく利用できるでしょう。

 底面の端子は取り外しできなかったものの、USB Type-C。9V2Aの高速充電に対応しています。その左右にはステレオスピーカーが並びます。

USB Type-Cを採用、高速充電にも対応している

 Honor V8は1200万画素のデュアルカメラを搭載。レンズはF値2.2とのことで、P9とほぼ同等のものを搭載しているようです。P9のカメラとは画像処理のあたりで差があると思われます。

ライカのロゴは無いものの、高性能なデュアルカメラ

 デュアルレンズのカメラは絞りの手動調整が画面から簡単に可能で、ボケを効かせた写真も手軽に撮影できます。設定画面の呼び出しはカメラを起動中に画面を右から左へスワイプ(基本機能設定)、左から右へスワイプ(撮影モード変更)とP9と同等です。

カメラ標準UIはP9と同等、左右スワイプで使いやすい

 また手動で各種パラメーターの設定も可能。ホワイトバランス、ISO、シャッター速度、露出、フォーカスモード、ホワイトバランスなどをそれぞれ設定できます。本体下部から扇状にそれぞれの設定が表示されるので片手でも操作しやすくなっています。なおP9はこの画面やフォントがライカ風になっている点が大きく異なります。

シャッター速度やISOのマニュアル設定も可能

 Honor V8の価格は標準版が2499元(約4万1600円)、最上位版が2799元(約4万6600円)です。わずか5000円の差でWQHDディスプレイと64GBストレージが入手できることから、最上位版に人気が集まりそうです。追って中国以外の国でも発売されるでしょう。ちなみにP9の価格が3GBメモリー+32GBストレージで599ユーロ(約7万3900円)、4GBメモリー+64GBストレージで649ユーロ(約8万円)なので、Honor V8の価格は半分強となります。

P9の約半額の値段は大きな魅力

 もちろん両者はまったく同じ仕上げではありません。たとえばP9の画面は傷のつきにくいゴリラガラスを採用しています。一方、V8には家電コントロール用の赤外線が搭載されています。

Honor V8は赤外線搭載、P9とは細かい仕様が異なる

 ファーウェイの製品はグローバルモデルも日本語ロケールを標準搭載。日本向けには周波数変更などですぐに対応できるでしょう。そうなるとどのモデルが日本に投入されるか気になるところ。P9にはシングルカメラの「P9 Lite」のバリエーションモデルも追加で発表されましたが、日本にはぜひともデュアルカメラのP9、P9 Plus、Honor V8のいずれかのモデルを投入してほしいですね。

Honor V8は赤外線搭載、P9とは細かい仕様が異なる存在

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