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オフラインでの翻訳機能、対応言語も拡充

グーグル、スマホ用翻訳機能を大幅強化、別アプリからも即座に翻訳可能に

2016年05月13日 19時57分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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SNSアプリから直接翻訳機能を呼び出せるTap to Translate

 グーグルは5月11日、スマホなどに搭載されている「Google 翻訳」機能を大幅に強化した。

 スマホ用のGoogle 翻訳(Google Translate)はこれまで単体のアプリとして提供、利用できるものだったが、新たに「Tap to Translate」と呼ばれる機能が追加され、他のアプリから呼び出せるようになった。従来は、SNSやショートメッセージなどのアプリで異なる国の人とコミュニケーションする際、メッセージをコピー&ペーストしてGoogle 翻訳上で翻訳を表示していた。今後は、メッセージや歌詞などがコピー&ペースト不要で、各アプリ上で簡単に翻訳を利用できる。Tap to TranslateはAndroid 4.2(Jellybean)以上およびiOSで動作し、103言語を翻訳可能。

辞書をスマホのローカルにダウンロードするオフラインモード。サイズはよりコンパクトになった 

 このほか、ネットワークが繋がっていない時でもGoogle 翻訳を利用できるオフラインモードがiOSにも搭載された。Android用も改良され、消費ストレージを従来比約90%と省サイズ化した。

カメラをかざせばAR風に翻訳されるWord Lens

 また、オフラインモード利用可能言語にフィリピン語を追加して計52言語となったほか、Word Lens機能(カメラで読み取った言語をAR風に翻訳する機能)には中国語(簡体字/繁体字)が追加された。

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