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「Watsonもデータがなければ何もできない」ハイブリッド環境対応とOSS採用の加速

“Open for Data”を掲げるIBM、データ活用/分析製品を拡充

2016年05月12日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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OSSを主軸としたIBMのデータ活用/分析環境を紹介

 同社 IBMアナリティクス事業部 セールスエンジニア 田中裕一氏は、OSSを主軸としたIBMのデータ活用/アナリティクス環境について説明した。

 田中氏は、企業がデータ活用/分析環境を構築していくうえでは、「初期投資」「運用管理できるエンジニアの確保」「データサイエンティストの確保」という3つの部分でハードルがあると語る。そこでIBMでは、そうした環境をクラウドとOSSを利用して構築可能にし、企業の直面するこうしたハードルを引き下げようとしている。

 もっとも「ビッグデータ分析環境は、HadoopやSparkだけでは完結しない」(田中氏)。そこでIBMでは、データのインプット(ETL、MQ/Streaming)やアウトプット(BI/レポート、予測分析、他アプリケーションへの提供)も含む幅広い領域のOSSに対する投資やBluemixでの提供を拡大している。

IBMが提供するビッグデータ活用環境。OSSと自社ソフトウェアを取り混ぜて提供していく

 その中で田中氏は、IBMがプロポーザルし、現在はApacheのインキュベーションプロジェクトになっている「Quarks」と、前述したComposeについて説明した。

 Quarksは、IoTのエッジデバイス上のランタイムおよびゲートウェイで動作し、デバイスからのリアルタイムなイベントデータ収集と、デバイスへの制御コマンドのプッシュバックを可能にする。これにより、開発者がIoTデバイス特有の技術的課題を考慮することなく、アプリケーションを開発しやすくする。

 またComposeは、蓄積/分析後のデータを多彩に「表現」するためのツール群であること、IBMがマネージドサービスとして提供することで利用のハードルを引き下げていることを説明した。

Composeはデータを多彩に「表現」するためのツール群だと、田中氏は説明した

 「IBMでは、オープンソースのツールと従来からの製品との組み合わせで、開かれたデータ活用機版を提供していく」(田中氏)

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