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太陽光発電所の出力変動を予測・安定供給に向けた衛星情報

日本気象協会、従来比4倍解像度の日射量推定サービスを開始

2016年05月11日 19時30分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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SOLASAT-Now(左)とSOLASAT 8-Now(右)における日射量分布図の例

 一般財団法人 日本気象協会は5月11日、高解像度・高頻度の衛星推定日射量を配信するサービス「SOLASAT 8-Now(ソラサットエイトナウ)」の提供を開始した。

 大手電力会社の太陽光発電出力の把握などの用途として提供されるサービスで、各地点の日射量で観測、2.5分間隔のデータを、観測から10分程度で提供する。

「SOLASAT 8-Now」における2.5分ごとの日射量時系列図(東京)の例

 2015年7月より観測を開始した気象衛星「ひまわり8号」のデータを元にしており、データは約500mメッシュ。これまでのサービス「SOLASAT-Now」に比べて解像度は4倍になっており、太陽光発電の出力変動をより細かく推測して安定供給に役立てることが可能となる。

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