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カスタム水冷導入完全ガイド 第1回

カスタム水冷で自作PCを鬼冷却&ドレスアップ!【準備編】

2016年05月21日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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主な水冷パーツメーカーとショップ

 ここからは国内で入手できる主な水冷パーツメーカーとショップを紹介していこう。

Alphacool
http://www.alphacool.com/

 ドイツのメーカーで、各種水冷ヘッドやポンプハウジング、ラジエーターなどを扱っている。なかでも、GPU向け水冷ヘッドが豊富で、GeForce GTX 950やGTX 750向け製品もある。国内では幅が124mmと狭い240、360mmラジエーター「NexXxoS UT60」シリーズ以外はあまり見かけない。

aqua computer
http://www.aquacomputer.de/

 ドイツのメーカーで、水冷パーツの大手メーカーのひとつ。入手性はいまひとつだが、高品質な水冷ヘッドやラジエーターが人気で、その美しさに惹かれて水冷を導入する人も。

Bitspower
http://www.bitspower.com/

 龍のロゴでおなじみの台湾のメーカー。カラフルな水冷ヘッドやポンプハウジングなど、水冷PCをドレスアップできるパーツが充実。メッキとネジ加工の精度が高く、種類も豊富なフィッティングは鉄板パーツのひとつ。高価だが、国内外の多くの水冷PCで龍のロゴが入ったフィッティングを目にする。

EK WaterBlocks
https://www.ekwb.com/

 スロベニア共和国に本社を置く水冷パーツメーカー。ほかのメーカーと比べて国内での入手性が良く、最新GPUやマザーボード向け水冷ヘッドもいち早く開発。カスタム水冷一式をパッケージしたセット品や簡易水冷キットなどもある。

EnzoTech
http://www.enzotechnology.com/

 サーバーや業務向け冷却機器のメーカー。MOSFET向け水冷ヘッドとフィッティングがメイン。若干だが国内でもフィッティングを購入できる

Hardware Labs
www.hardwarelabs.com/

 PC向けの水冷ラジエーターの定番メーカー。同社「Black Ice」シリーズは、国内入手性が良く、サイズや形状のバリエーションも豊富。海外のショップではホワイトモデルなども販売されている。

Koolance
http://koolance.com/

 水冷ヘッドやラジエーターなど、一式を扱っているアメリカのメーカー。ラジエーター、ポンプ、リザーバー、コントローラーを内蔵する外付けタイプもある。定番アイテムとして、チューブ間に取り付けるクイックリリースがある。そのほか、他社よりも揚程などが高くなっており、24V駆動に対応するLaing製OEMポンプの「PMP-450S」(D-5)などもある。

Magicool
http://www.magicool.biz/

 中国のメーカーでラジエーターやカスタム水冷セットを扱っている。水冷セットは240mmラジエーター、CPU水冷ヘッドなど、一式で2万円前半とお手ごろ価格になっている。

Primochill
http://www.primochill.com/

 カラーチューブや冷却液、フィッティングなど、MODパーツをメインに扱うメーカー。国内取り扱いは非常に少ない。なお、PCケースのサイドアクリルパネルやスリーブケーブルなどもあるので、興味のある人はウェブをチェックしてみよう。

Swiftech
http://www.swiftech.com/

 老舗の水冷パーツメーカー。ポンプを内蔵したCPU向け水冷ヘッドやラジエーターなど、ほかにはないタイプの製品がある。水冷ヘッドの追加などが可能な簡易水冷キットも販売。国内でも入手可能だ。

Thermaltake
http://jp.thermaltake.com/

 2015年1月に、「Pacific」シリーズでカスタム水冷パーツに再び参入。最近はマザーボードやGPU向け水冷ヘッドも発売。秋葉原のドスパラやツクモでも、一式セット品や冷却液などを扱っている。

WATERCOOL
http://watercool.de/

 ドイツの老舗水冷パーツメーカーのひとつ。国内での取り扱いは少ない。

XSPC
http://www.xs-pc.com/

 イギリスのメーカーで、各種水冷パーツを扱っている。コストパフォーマンスに優れた製品が多く、国内での取り扱いもある。

国内の定番水冷パーツショップは3店

オリオスペック
http://www.oliospec.com/

 Aquacomputer、Bitspower、Koolance、Swiftech、XSPCなど、さまざまなメーカーを在庫。日祝日はお休みだが、秋葉原の店頭で相談しつつ、水冷パーツを選べる唯一のショップ。なお、製品によって1~3ヵ月近くかかるが、通常在庫していないパーツを頼むこともできる。

オリオスペック

Cooling Lab(庄司商店)
http://www.coolinglab.jp/

 老舗の水冷パーツ通販ショップ。EK WaterBlocksやBitspower、Hardware Labsをメインに扱っている。なかもで、Bitspowerのフィッティングは在庫潤沢だ。

Cooling Lab(庄司商店)

パソコンショップ アーク
https://www.ark-pc.co.jp/

 KoolanceとThermaltakeの水冷パーツを扱っている。店頭には水冷パーツのコーナーはないが、頼むと倉庫から持って来てくれるので、店頭購入も可能だ。ウェブで取り扱い製品と在庫を確認してから来店しよう。

パソコンショップ アーク

Performance-PCs
http://www.performance-pcs.com/

 各メーカーの水冷パーツを扱っている米国フロリダにある大手パーツショップ。パーツも日本への送料も安価なのが魅力だ。梱包もしっかりしており、安心して個人輸入できる。ただ、個人輸入は為替相場や注文商品によっては、国内で購入するより高くなることも。国内ショップで売り切れている際や扱いのないパーツが欲しいときに利用するのがグッド。

Performance-PCs

 これでカスタム水冷の基礎編は終了。次回(来月)からは水冷ヘッドの取り付けなど、PC水冷化に進んでいこう。

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