スケルトン10キー搭載機やクアッドSIMケータイ
LG変態機がザックザク
安いものから高いものまで、新しいものから古いものまで、ここはスマホや携帯電話マニアにはたまらない通りです。通りにの店を全てじっくりと回ると半日があっという間に経ってしまうほど。
販売されている製品はみな新品です。しかも古いものは10年以上前の製品もあります。それらがすべて並べられており、しかも、箱付きフルセットでの販売。いまや中古でも買えない製品が新品で売っていることもあるのでショーケースの中の端末を1台ずつゆっくりと見てしまいます。
そこで見つけたのが「LG C299」。2013年と比較的新しい製品です。QWERTYキーボードを備えていますが、中身はJavaで動くケータイ。スマホではありません。しかも、通信方式はGSMのみに対応でちょっと残念。ところが画面の下を見ると「Quad SIM」って書いてありますよね。そう、読んでそのままの仕様なのです。
2013年というと、中国でまだ変態端末などの元気が良かった時代です。最近では、スマホでもデュアルSIM端末が増えていますが、当時の中国では3枚入りのトリプルSIMケータイもよく売られていました。そして、一部のメーカーはさらなる差別化をはかろうと4枚入り、クアッドSIMケータイも開発していたのです。さすがに、4枚もSIMを入れる製品は怪しいメーカーばかりでしたが、LGもそんな市場に参戦。サムスンやノキアですらやらなかった4枚入りをやっちゃうあたり、LGの変態スピリッツはこのころからすでにあったのかもしれません。
そして、次の店へ入ってみると、ここにもLGロゴ入りの謎端末を発見。いま出してもおかしくない、変態というより美しいケータイが売られていました。
チョコレートフォンやシークレットと言った美しい外観デザインのケータイも数多くだしていたLG。デザイン端末はもしかすると業界で一番多くだしていたのがLGだったかもしれません。そんなLGから2009年に登場したのが「LG GD900 Crystal」。まだスマホへの移行は始まらず、フルタッチ画面の高機能ケータイが数多く出ていた時代。8メガピクセルカメラにTV出力、そしてメタリック仕上げなフレームなどLG自慢の逸品でした。
「Crystal」の名前はこのスライド式キーボードから。10キーですが、透明素材で着信時は側面が光ります。しかも、タッチパネルになっていて手書きの文字や、アプリのワンタッチ起動などが可能。このUIはぜひ現代で復活してもらいたいものです。
最初の2台ももちろん購入したので、これも当然購入しようと思いました。店員さんに声をかけるとショーケースの下の引き出しを開けて空き箱を探してくれます。箱の中にはバッテリーや充電器やマニュアルも入っているわけです。ところがどこを探しても見つからない! 店員さんと一緒に棚を開けまくりましたがどこにも箱は見つからず。ということで端末だけを売ってもらいましたがバッテリーがありません。なので残念ながら通電させて光るところや手書きパッドを試すことはできず。いつかどこかでバッテリーだけ入手したいものです。
LGはこれまでにもカメラ特化型などおもしろい製品を数多く出してきてきました。G5のような製品が出てきたのも、過去のそんな開発者たちの精神が残っているからでしょうね。G5も派生モデルが出てくるようですし、今年のLGは去年以上に注目すべきメーカーになるかもしれませんよ。
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