ニフティは3月15日、法人向けMVNOサービス「NifMo法人サービス」に、M2M/IoTに最適な新プランを発表した。新たに、上り下り最大200kbpsで月額480円(税別)の「スタートプラン」と、小容量で月額640円(税別)の「1.1GBプラン」を提供開始する。
同サービスではこれまで、法人向けに3つのデータ通信プラン(3GB、5GB、10GB)のSIMカードを提供してきたが、業務用端末としての利用に加え、機械が情報をやり取りして制御するM2Mや、さまざまなモノがインターネットとつながるIoTとしての利用も増えている。それらの分野では、低速度の通信で十分なケースや、テキストデータだけをやり取りするなどのデータ通信量が少ないケースも多いことから、新プランでそれらのニーズに応えるとしている。
特徴は、低速度/小容量のプランのため、POS管理やバス・トラックなどの運行管理、農作物管理、各種計測器・センサーでのデータ送受信などでの利用に向く点。
今後、さらに幅広い用途で利用できるよう、上り通信に特化したプランや夜間専用プラン、復数SIMカードでのデータシェア機能、契約中のSIMカードの利用状況参照や契約変更が可能な管理者用画面など、サービスの拡充に努めるとしている。