自宅や会社で使用するノートパソコンで、カバンに入れて持ち運ぶ用途ではない場合、ディスプレーは大きいほうが書類作成の作業がしやすかったり、ちょっと息抜きに動画や映画を観るときでも迫力ある映像が楽しめる。
そこでオススメなのが、スタイリッシュな外観が特徴の、東芝の17.3型ノートパソコン「dynabook T67/U」だ。dynabook T67/Uは、従来モデル「dynabook T67/T」のCPUがCore i5-5200U(2.2GHz)なのに対し、第6世代のCore i5-6200U(2.3GHz)を搭載する。今回は、dynabook T67/Uの外観や使い勝手について紹介しよう。
高級感漂うサテンゴールド、派手ではなく落ち着いたデザイン
dynabook T67/Uは、本体カラーにサテンゴールドを採用している。ゴールドとはいっても落ち着いた色合いで、オフィスや家の仕事机に設置しても違和感ないデザインだ。ベタベタと触っても指紋が目立ちにくく、会議などでちょっと持ち運ぶことがあっても、天板などについた指紋が気になってイライラすることはない。
dynabook T67/Uのサイズはおよそ幅412.7×奥行279.4×高さ26.5mm。薄いわけではないが、見た目は数値以上に薄くスタイリッシュに感じる。この薄い外見で、Blu-ray Discを内蔵しているマシンは、私はあまり見たことがない。
dynabook T67/Uは、17.3型と大型なだけあって、重さは約2.9kgと常に持ち運んで使えるサイズではない。だが、片手で持てない重さでもない。会社での会議や、家で気分転換のために仕事机から離れて作業したいときなど、持って移動できるのはデスクトップとの大きな違いだろう。
写真や映像は綺麗に表示するが、映り込みは少し気になる
dynabook T67/Uのディスプレーは、コントラストが高くクッキリとした色彩を表示できるのに加え、低反射コーティング層があることで外光の映り込みも軽減する「Clear SuperView液晶」を採用している。Blu-rayで映画を観るときなどは、美しく迫力ある映像が楽しめる。
その反面、やはりノングレア液晶を採用するディスプレーと比べると、どうしても映り込みは気になってしまう。ただし、グレア液晶に比べて映り込みが少ないと感じたほか、長時間の作業での目への負荷も軽減されている気がした。解像度は1920×1080ドットで、画面の半分にウェブページを表示してもくっきり鮮明に文字が表示される。
USB端子は4つ、Ethernet端子も備える
インターフェースは、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI出力端子、ヘッドセット/ヘッドフォン端子、Ethernet端子、SDカードスロットなど。Ethernet端子を備え、会社や自宅のデスクでは安全に安定した速度で通信できる。
打鍵感が心地よく、音もうるさくない
dynabook T67/Uのキーボードは、キーピッチが19mm、キースロトークは1.5mm。打鍵感が心地よく、素早く文字を打ち込んでも音が静かだ。自宅で家族が寝静まった後で作業が必要な場合など、タイピング音が静かなのはありがたい。
dynabook T67/Uのスピーカーはオンキヨー製のステレオスピーカーで、ヘッドフォン/ヘッドセット端子はSkullcandyがチューニングしている。スピーカーでもヘッドフォンやイヤフォンを接続してでも、音楽を聴いたり映画を観たりするときに迫力のサウンドが楽しめる。
また、デュアルマイクを備え、音声アシスタント「Cortana」もしっかり機能するのもポイント。音声でウェブ検索やカレンダーの管理、天気の検索などができる。レコーダーアプリ「TruRecorder」を標準搭載し、話者を識別して録音できる。会議などにdynabook T67/Uを持っていき、TruRecorderで録音すれば、後で聞きたい人の声の会話のみを聞くことができる。
大画面で仕事も遊びも快適に!
dynabook T67/Uは、17.3型の大画面ディスプレーで、据え置きで使うのに最適なマシンだ。快適に仕事ができるほか、スタイリッシュな筐体かつBlu-ray Discドライブやオンキヨー製ステレオスピーカーを内蔵しているので、音楽や映画などエンターテインメントも存分に楽しめる。モバイル用途ではないノートパソコンを探しているのであれば、dynabook T67/Uはオススメだ。