(株)ドクターシーラボの親会社(株)シーズ・ホールディングスが10日発表した2016年7月期第2四半期(15年8月~16年1月)決算は、売上高が前年同期比1.2%減の175億4800万円、営業利益は同4.3%増の30億4300万円、純利益は同9.8%増の21億300万円となった。
通信販売は、2015年11月に主力化商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」をリニューアルし、既存顧客を中心に好調な売れ行きとなった。また、アクアコラーゲンゲルシリーズで、「アクアインダーム導入エッセンス」や「VC100 エッセンスローション」とのセット販売により、周辺商品も訴求。しかし、新顧客の獲得が想定よりも少なかったことに加え、前期に獲得した新規顧客の定着しなかったことから、通信販売の売上高は同4.2%減の115億2800万円となった。
化粧品事業では、ドクターシーラボブランドが「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」のリニューアル効果もあり、販売状況は前年同期比を大きく上回った。また、「VC100エッセンスローション」をアクアコラーゲンゲルシリーズに続く第2の柱とするため、販売活動を強化。ラボラボブランドは、毛穴ケア関連商品がインバウンド需要を取り込むかたちで外国人観光客に好評だった。その結果、化粧品事業の売上高は、同2.8%増の160億6900万円、営業利益は同8.5%減の27億2400万円となった。