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空撮ファンにもドローンパイロットにも魅力満点

被写体を自動で追尾するカメラ一体型ドローン「Phantom 4」がスゴイ

2016年03月08日 09時00分更新

文● 田口和裕 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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会場で行われたデモ飛行では、被写体を自動追尾しながら障害物(左右に取り付けられた看板)を見事に避ける姿を確認できた
発表会で登壇したDJI JAPAN 代表取締役 呉 韜(ご とう)氏

 ドローンメーカーDJIは3月1日、カメラ付きドローンの最新モデルとなる「Phantom 4」を発表、3月3日に東京・六本木で新製品発表会を行った。

 2012年に世界初のオールインワン型ドローン「Phantom」を投入して以降、4回めのモデルチェンジとなる。Phantom 4は、前モデルの「Phantom 3」と比較し、最大飛行速度 毎秒16mから毎秒20m、最大フライト時間 約23分から約28分と基本性能の向上はもちろん、誰もが手軽に4K品質の空撮をできることを可能にする様々な新機能が投入されている。

 Phantom 4は、現在公式サイトで予約が開始されており、日本での価格は18万9000円。3月15日から順次発送予定となっている。


脚部上の2つの光学センサーが15m内の障害物を認識する。フライトモードにより、障害物に接近し過ぎると自動で止まったり、障害物を自ら避けて飛行する

5つのセンサーで障害物を回避、自動追尾をサポート

衝突事故などを自動的に防ぐ障害物感知システム

 本体前方に設置された2つの光学センサーと超音波センサーが、前方の障害物を3次元的に感知し、GPSを使用することなく自動的に回避・迂回して飛行を続けることが可能。また、回避不能と判断した場合はホバリングする。

高度10メートル以下では、機体下部の光学センサーと2つの超音波センサーで構成されるビジョンポジショニングシステムが地面の3次情報を取得。精度は従来システムの5倍に向上したという
赤丸部分、脚部上部と機体下部にセンサーを備え、メインの撮影用カメラもセンサーの役割を担う

 この機能があれば、GPSが利用できない場所でも事故を起こすことなく安心してドローンを飛ばすことができる。

タップするだけでその場所へ移動するTapFly機能

 操縦に使うiOS/Android対応アプリ「DJI GO」の画面で、任意の場所をタップするだけでその目的地まで最適ルートを見つけて飛行するTapFly機能。もちろん障害物は自動的に回避してくれる。GPSを利用した地図を指定するのではなく、Phantom 4のカメラが写した映像から直接目的地を指定するのがミソだ。

スマホやタブレットなどの画面で被写体をタップすると
被写体に目印になるようなマーカーを取り付けることなく、自動で追尾する

指定した対象を追いかけるActiveTrack(被写体自動追尾)機能

 「DJI GO」の画面で、人間や乗り物など撮影したい被写体をタップするだけで、マーカー不要で動く被写体を認識し、どこに移動しようと安全な距離を取りながら追いかけ続ける。もちろん障害物感知システムは有効のままだ。さらに、GPSを利用したPOI(Point of Interest)機能で、被写体を画面の真ん中にとらえ続ける。今までは熟練した操縦テクニックが必要だった動く被写体の撮影が初心者でも可能になったということだ(ただしラグビーの試合など、同一ユニフォームを着た被写体が多数いる場合などは見失う場合もあるという)。

42度に傾斜するが、撮影した映像や写真に機体やプロペラが写りこむ心配はない

目的により使い分ける3つのフライトモード

 Phantom 4には通常使用するGPSとセンサーを有効にした「ポジションモード」のほかに、スピードリミッターを外し時速72㎞での飛行を楽しめる上級者向けの「スポーツモード」、GPSをオフにし自由度の高いマニュアル操縦が可能になる「Attiモード」が用意されている。

 「スポーツモード」では空力特性を高めるために機体が42度に傾斜するが、画面に機体やプロペラが写りこむことはない。

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