ソニーは3月4日、「Future Lab Program(フューチャー・ラボ・プログラム)」の開始を発表した。
「技術・研究開発を起点に、社会とコミュニケーションをとりながら、技術に基づく新たなコンセプトを核として未来のライフスタイルや価値をユーザーと共創していく」と同社ではプログラムの趣旨を説明。
従来の技術・研究開発を進展させた新たな手法と位置づけ、社内で開発中のコンセプトプロトタイプをユーザーに紹介し、ユーザーからのフィードバックやインスピレーションを反映しながら研究開発を進めていくという。
あわせて、ロゴデザインも発表、FとLをモチーフに、ターゲットをフレーミングしているイメージを盛り込んだ。今後は、各コンセプトを象徴するアルファベットをこのフレームの中に入れ、Future Lab Programからコンセプトプロトタイプを展開していく。
また同社では、第一弾のコンセプトプロトタイプとなる「N」を米テキサス州オースティンで現地時間の3月12日より開催されるクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス バイ サウスウエスト) Interactive 2016」で初公開する。
「N」は、耳を塞ぐことなく、ハンズフリーで音楽や音声による情報をインタラクティブに楽しめることをコンセプトとした、新たなユーザーインターフェースを提示するものだという。同社は期間中、特設会場「Sony’s Future Lab Program at SXSW」を設け、各種コンセプトや技術を紹介していく。
Sony’s Future Lab Program at SXSW概要
- 3月12日~13日 10:00~18:00
- 3月14日 10:00~17:00
- 102 Trinity St. Austin, TX 78701 USA
Trinity Streetと Cesar Chavez Streetが交差するスペース