新生活に向けてPCもテレビもレコーダーもスピーカーも欲しい! という人にオススメ
東芝のTVチューナー内蔵一体型PCは、仕事や課題でしっかり使える性能
2016年02月25日 09時00分更新
これから大学生や社会人になる人が、新生活を始めるにあたって必要になってくるのが、課題や仕事をするためのパソコン。作業を快適にこなすためには、それなりのスペックを持つパソコンを購入したほうがいいだろう。
しかし、部屋に新たにパソコンを置くスペースがない人も多いのではないだろうか。特に1人暮らしを始める人は、パソコンだけでなくテレビやオーディオ関係なども揃えたいはず。そこでオススメなのが、東芝のパソコン、テレビ、レコーダー、高音質スピーカーを1台に集約した21.5型オールインワンパソコン「dynabook D71/U」だ。
dynabook D71/Uは、3波(地上波/BS/110度CS)に対応するテレビチューナーを内蔵し、W録も可能。Blu-ray Discドライブやオンキヨー製のステレオスピーカーを搭載し、映画鑑賞も快適にできる。前回はdynabook D71/Uの外観や使い勝手を紹介した。今回は、課題や仕事などが快適にできるか、ベンチマークを計測してみたので紹介しよう。
文章作成やウェブブラウジングは快適に作業可能
dynabook D71/Uの主なスペックは、Core i7-4790MQ(2.50GHz)、8GBメモリー、2TB HDDという構成。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用する。
パソコンの総合性能を計測する「PCMark 8」(Home accelerated)では、3049という結果だった。Windowsシステム評価ツールのWIN SCORE SHAREでは、「プロセッサ」が8.1、「メモリ」が8.1、「グラフィックス」が4.9、「プライマリディスク」が5.9という結果だった。
総合的な性能はしっかり備えているほか、WIN SCORE SHAREでは、CPUとメモリーの数値が高めだった。普段の仕事やウェブブラウジングなどは快適にこなせるだろう。ただし、CPU内蔵GPUのため、グラフィックス性能についてはそこまで高くない。Steamなどでゲームをダウンロードしてガッツリプレーするには厳しいだろう。
ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードが175.9/秒だった。ストレージにHDDを採用している分、SSDと比べると速度は遅いが、dynabook D71/Uの場合、テレビ番組の録画が可能なため、どっちかというと容量の方が重要。その点に関しては、しっかり2TB HDDを搭載しているので、ある程度は心配せずに録画した番組データを溜めておくことができる。
続いて、ゲーム系のベンチマークも計測してみた。「3DMark」では、「Sky Diver」が2985、「Cloud Gate」が6127、「Ice Storm」が52667という結果だった。「ドラゴンクエストX ベンチマーク Ver.1.4k」では、標準品質、1920×1080ドットという設定で2468(やや重い)、低品質、1920×1080ドットでも2935(やや重い)という結果に。解像度を1280×720ドットに落とした場合は、標準品質で5408(快適)、最高品質で4385(普通)だった。
dynabook D71/Uのディスプレーは21.5型で、解像度は1920×1080ドットなので、フルスクリーンでプレーできたらいいなと思っていたが、快適にはプレーできなさそうだ。ただし、解像度を1280×720まで落とせば、ある程度は快適にプレーできる性能があることもわかった。
「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークソフトでは、1280×720ドット、標準品質(DirectX 9)の設定で3087(やや快適)という結果だった。こちらも解像度を落とせば、プレーできなくはないだろう。
狭い部屋に置くデスクトップにオススメ!
dynabook D71/Uは、普段の仕事や課題やウェブブラウジングを快適にできるほか、解像度など設定を落とせば軽くゲームもプレーできる性能を持っている。テレビ番組の録画データをある程度溜めておける2TB HDDを搭載するのもポイントだろう。
1人暮らしを始めたり、新生活を始めるうえで自分の部屋専用のパソコンやテレビ、レコーダーがほしいという人にとって、ディスプレー1台置く場所があれば設置できて全部の機能が利用できるdynabook D71/Uはオススメだ。