月刊 格安SIM王 第13回
春の通信費削減祭り! mineoなら090音声通話&3GBで月額1510円+税
スマホをMNPで格安SIMへお引っ越しする方法~mineo編
2016年02月26日 11時00分更新
本格的に手続き開始、さっそくMNP予約番号をゲット
ここからは本格的に手続きが始まる。
何はともあれ、MNPで乗り換える場合、MNP予約番号を発行してもらおう。ドコモ、au、ソフトバンクとそれぞれに方法は多少異なるが、お客様センターに電話すれば番号がもらえるのは各社共通。ドコモは151、auとソフトバンクは157へ電話だ。一部はプッションボタン操作による音声ガイドで取得できたり、Webサイトから番号取得が完了することもある。
MNP予約番号とともに必要なのは有効期限。この有効期限内に手続きをしなければならないのは当然として、WebサイトでMNP手続きをする場合には有効期限を入力する必要がある。SIMカードが配送されて手元に届くまでの日数も含めて有効期限内に手続きするためだ。期限が迫っていれば受け付けてもらえない。有効期限も忘れずにメモしておきたい。
じつは、これが一連の手続きのうち最も面倒な部分。オペレーターと通話して話をしたり、順番待ちをしたりして時間がかかる。そして、早朝や深夜は手続きできないからだ。
この後の手続きはすべてWebサイトでささっと完了し、新しいSIMが届いてから簡単な切り替え作業をするだけ。新生活に伴う引っ越しや歓送迎会で忙しい人でも、これなら対応できるのでは?
なお、MNP予約番号を取得しても、MNP手続きをしなければ何も起こらない。もし、気が変わってMNPをしないことになった場合は、有効期限が切れてしまえばキャンセルと同じ扱いとなる。MNP予約番号を発行するだけならあまり身構える必要もない。
mineoへの加入手続きに雪崩れ込む
続いては、乗り換え先である「mineo」の加入手続きだ。MNP予約番号の期限は通常2週間だが、この期間内でSIMの発送から切り替え手続き完了まで済ませる必要があるので、MNP予約番号をもらったらすぐ手続きすることを強くおすすめする。
申込はmineoのWebサイト右上の「お申し込みはこちら」をクリックして開始する。手続きにかかる時間は「およそ10分です」と表示している通り、確かに10分程度で完了する。
音声通話付きの場合は本人確認書類、つまり身分証などの画像が必要になるので、あらかじめスキャンしたりカメラで撮影して画像を用意しておけば、スムーズに手続きが進む。
申込前に家電量販店などで販売している「mineoエントリーパッケージ」を購入している場合、忘れずにエントリーコードを入れるほうで契約しよう。mineoエントリーパッケージのコードには初期費用が含まれており、ここで入れておかないとパッケージ購入代金が無駄になってしまう。なお、後からクレジットカードで払うのであれば「mineoエントリーパッケージ」を購入する必要はない。
■Amazon.co.jpで購入
続いて、プラン(D or A)とタイプ(データ通信のみ/音声通話付き)、SMSの有無(Dプランのみ)、月間の高速通信容量、端末購入の有無、購入端末、SIMだけの場合はSIMサイズを選ぶ。そしてMNP予約番号などの入力、オプションサービスの有無、そして自分の名前や住所などの個人情報を入力して契約申込完了となる。
eoIDを初めて発行する場合は、登録したメールアドレスに確認メールが来るので、メール記載の手続きを忘れないようにしたい。
簡単な審査ののち、契約完了。そして即、SIMカード発送となるので、到着まで数日間待っていよう。入力した内容に不備が合った場合、電話やメールで問い合わせがある場合もあるので、入力したメールアドレスのメールチェックは怠らないようにしたい。
SIMが届いたら1時間以内に完了!
データ通信専用や、音声契約でも純粋な新規契約ならば届いてすぐ使えるが、MNPで乗り換えをした場合はSIMの到着後、切り替え手続きが必須。そうしないと回線が切り替わらない。
逆に言えばそれまでは旧回線が生きているので、電話番号が使えない期間はAプランが約30分、Dプランは約1時間。届いたSIMに同梱してある説明通りに手続きすればオッケーだ。
この空白の時間にSIMを入れ替えれば音声通話がまず可能になり、APN設定をすることでデータ通信も使えるようになる。
手順は以上。MNP予約番号以外はすべてWebで完結する。ぜひ試してほしい。
mineoには月末のパケット切れが無縁になる秘密が!
mineoには「フリータンク」というすごい仕組みがある。mineoユーザーたちが余ったパケットを“フリータンク”という名の貯水池に“放流”し、毎月21日~末日までのパケット切れが起こる期間のみ、その貯まった貯水池からパケットを1GBまで無料で引き出して使えるというもの。
つまり、mineoユーザー全体の余剰パケットを、これまたmineoユーザー全体でシェアしちゃおう! という大掛かりかつ太っ腹なシステムだ。
まだ始まったばかりだが、1月末には余ったパケットを放流するユーザーが続出。2月4日現在、なんと6TB超がフリータンクに貯まっているという状況だ。引き出しは毎月21日以降に限られるため、ここから21日までは貯まる一方ということになる。21日になったら最大1GBを引き出せるため、月末のパケット不足とはオサラバできる人が大半なのでは。
mineoユーザーが相談を持ちかけられた際にオススメしやすい
「プラン・タイプ・スマホ」のセットをズバリ挙げてみた
(提供:ケイ・オプティコム)
この連載の記事
-
第26回
sponsored
スマホとつないでちょっと便利で楽しくなる周辺機器カタログ2017 -
第25回
sponsored
スマホアプリはこれだけでOK? Google×Android公式アプリ総ざらい -
第24回
sponsored
2017年はスマホでいい音を聞こう! スマホとセットで使うオーディオ祭 -
第23回
sponsored
輝け、格安SIMの10大ニュース2016パート2! -
第22回
sponsored
これは知っておきたい! 格安SIMのウソホント!? -
第21回
スマホ
進化したiPhone 7は格安SIMを使っていても買うべきか? -
第20回
スマホ
iPhone/Androidスマホの写真・動画を保存・共有する方法 -
第19回
スマホ
ドコモとau両対応の日本特化型スマホ「arrows M03」を一足早くレビュー -
第18回
スマホ
格安SIMのスマホ調達は中古が良い理由! 中古購入Q&A -
第17回
スマホ
格安SIMでも機種変更は大丈夫! iPhone・Android間のデータ移行って実は簡単 -
第16回
スマホ
災害時でも大丈夫? 格安SIMは被災地でも役に立つのか!? - この連載の一覧へ