フリーランスや小規模企業に朗報!
レシートをスキャンするだけ! 「OCRで会計処理を自動化」を試した
1月29日、業務ソフト「弥生シリーズ」を手がける弥生は、スモールビジネスのペーパーレス経理を推進するために、「YAYOI SMART CONNECT」に新機能「スキャンデータ取込」を追加した。領収書のデータを入力する手間を省き、処理時間を大幅に短縮できる。YAYOI SMART CONNECTは「弥生シリーズ」のソリューションと連携し、各種取引データを自動取込・仕訳するクラウドサービスだ。
また、YAYOI SMART CONNECTは電子帳簿保存法(e-文書法)の「スキャナ保存制度」に必要な「タイムスタンプの付与」、「証憑の検索機能」、「承認機能」を2月に搭載予定だ。これにより、証憑の整理、ファイリングから仕訳の入力までを一気通貫で自動化することで証憑の処理時間を約8割削減するという。
そこでまずは新機能、スキャンデータ取込を試してみよう。この機能は、レシートや領収書から取り込んだ画像をOCR処理によりテキストデータ化し、取引データを自動入力してくれるのがウリ。自動的に、仕訳データに変換してくれるので手間もかからない。
今回は、電子帳簿保存法に対応するドキュメントスキャナー「ScanSnap iX100」を使ってスキャンしてみた。まずはタスクトレイに入っているScanSnapのアイコンを右クリックして、「e-文書モード」の有効化と初期設定を行う。後は、領収書をスキャンしまくればいい。