このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

Redshift、Auroraなど新サービス活用を促して拡大を強く加速させる

AWSの2016年国内パートナー戦略「2つの軸で30%拡大を」

2016年01月25日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アマゾンウェブサービス(AWS)日本法人は1月22日、2016年のパートナー戦略に関する説明会を開催した。従来路線に基づきAWSパートナーネットワーク(APN)の拡大と能力強化支援を図っていく一方、「Redshift」「Aurora」など新サービスの活用を促す施策でAPNの成長を「加速」させていく方針。

AWSジャパン パートナーアライアンス本部 本部長の今野芳弘氏

「基本拡大路線」と「強い加速」の2軸でAPNパートナー拡大を図る

 今野氏はまず、パートナーとのアライアンスに対するAWSのビジョンを紹介した。クラウドが当たり前のもの=“New Normal”になった時代に、AWSとパートナーが一緒になってイノベーティブで新しいサービスを顧客に提供し、それがまた新しいNew Normalになっていく――というビジョンだ。

AWSのパートナービジョン。「パートナーとともに、AWSを基盤としてイノベーティブな新サービスを実現していく。それがNew Normalになる」

 そうした未来を実現するために、AWSではAPNの活性化を図っている。今野氏は、パートナーネットワークを順調に拡大させていくための「基本拡大路線」と、顧客に新たなビジネス価値を提供するための「加速」という2軸があり、AWS→パートナー→顧客→AWS→……のサイクルが渦状に拡大していくというモデルを念頭に置いていることを説明する。

APN活性化のモデルは“渦状”に拡大していくイメージだと今野氏は説明した

 「基本路線のほうのサイクルは、この1、2年でグアーッと大きく回るようになった。ここに、新サービスの活用提案やイノベーションなどを通じて、新たなビジネス価値を加えることで、拡大の“渦”を大きくしていく。ジェットエンジンのターボスイッチのように、強い加速を促す」(今野氏)

 また今野氏は、基本路線にせよ加速路線にせよ、このサイクルを回してビジネスを成長させていくためには、「顧客満足度の向上」を常に達成していかなければならない点を強調した。

「エンタープライズシステムへの注力」が一つのキーワード

 「基本路線」の施策としては、新規パートナー獲得/育成のための組織強化とチャネルリセラー(再販事業者)数拡大をはじめ、エンタープライズシステム構築/運用能力の向上、トレーニングやPoCなどへの投資の拡大、新トレーニングコースの追加、最上位認定である「プロフェッショナル認定資格」資格者の増強、顧客業界ごと(金融、医薬など)のパートナーコミュニティの活性化、対象領域別コンピテンシープログラムの充実、ソリューションの無料試用サイト「Test Drive」活用促進に取り組む。

 「顧客が増えている」エンタープライズシステムについて今野氏は、AWSが展開するハイタッチ営業とパートナーとの協調強化のほか、設計や構築、運用の能力向上やサポートの拡充により「エンタープライズに適した、可用性の高いシステムの構築や運用を行う能力を高める」と述べる。

AWSシステムの最適な全体設計ができる「プロフェッショナル認定資格」の取得者について、今野氏は2015年比で「倍増」を狙いたいと述べた

 またDevOps、SAP、ビッグデータ、セキュリティなど、特定ソリューション領域の専門知識を持っているパートナーを証明する「コンピテンシープログラム」については、他パートナーベンダーとの差別化ポイントにもなり、顧客からもベンダー選択の目安となることから「種類とパートナー数を充実させていきたい」と述べた。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    トピックス

    “持たない家電”ランキング、もはや定番のアレがやっぱり1位なような

  2. 2位

    ITトピック

    管理職ほど機密情報をAIに入力している実態、なぜ?/27卒学生の就職人気、IT業界トップ企業は/最新インシデントの傾向10パターンまとめ、ほか

  3. 3位

    トピックス

    若い人ほど「しっかり睡眠」、中高年は眠れないのか眠らないのか

  4. 4位

    トピックス

    その発想はなかったー! 「中古の船」を海上データセンターにする構想がすごいぞ!

  5. 5位

    ビジネス・開発

    こんどは“市区町村の財政状況”が丸わかり デジタル庁「ジャパン・ダッシュボード」に地方財政データ追加

  6. 6位

    トピックス

    【無双状態】2025年、最も雑誌の表紙を飾ったのは「えなこ」! 1万誌を調査して見えた圧倒的カバークイーン

  7. 7位

    TECH

    技術ニュースを毎朝スマホで流し読みしたい、だから自分専用サイトを開発した話

  8. 8位

    トピックス

    「寝不足だから仕事休むね」世界は7割、日本では4割が経験

  9. 9位

    トピックス

    【世界最下位】「男女平等は十分に進んだ」と思う日本人、なんとたったの28%! 世界から取り残される日本のリアル

  10. 10位

    トピックス

    オフィスと全然違って面白い、建設DXの最大の壁は「現場が使いこなせない」というリアルすぎる声

集計期間:
2026年04月27日~2026年05月03日
  • 角川アスキー総合研究所