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アプリ開発者なら知っておきたい「ASO」7つの改善点

2016年01月25日 11時00分更新

文●池村 修/エキサイト

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「インストールされない」「使われない」「儲からない」リリースしたアプリを失敗で終わらせないため、100本超のアプリ運用実績を持つ「エキサイト株式会社」の事例から、アプリマーケティングの戦略・戦術・施策をまとめた書籍事例に学ぶスマホアプリマーケティングの鉄則87企画からプロモーション、分析、マネタイズまでから、現場ですぐに使えるノウハウを厳選して紹介します。

ユーザーにアプリをダウンロードしてもらうには、App StoreやGoogle Playといったアプリストアで見つけやすく、ダウンロードしやすくする必要があります。

ASOで改善すべき7つの項目

App StoreやGoogle Playといったアプリストアは、アプリをダウンロードするだけではなく、検索やランキングでアプリを「見つける」場所でもあります。アプリのダウンロード数を伸ばすには、ユーザーがアプリストアでアプリを見つけやすく、ダウンロードしたくなる「ASO(アプリストア最適化)」「が重要です。代表的な改善方法には以下があります。

1.ひと目で内容がわかるアプリ名

アプリストアで表示されるアプリ名は、長いと途中までしか表示されません。 ユーザーがひと目でアプリの内容がわかる名前を付けます。

2.ひと目で見分けられるアプリアイコン

アプリストアとダウンロード後のホーム画面に表示されるアプリアイコンは、 他のアプリと区別できるように作成します。他のアプリのアイコンを参考にし ながらも、コンセプトをうまく打ち出して目立たせることが大切です。

3.限られた文字数でアプリの特徴を伝える説明文

アプリストア内のアプリ情報ページに表示される説明文は、文字数が限られ ているのでどんなアプリなのかを端的に説明します。

4.スクリーンショットにも工夫を

ユーザーは、アプリをダウンロードする前にスクリーンショットを必ず チェックします。アプリの画面をそのまま載せただけではアプリの内容が伝わ りにくいので、訴求ポイントをキャッチコピーにして画像に重ねるなど、工夫 しましょう。

5.動画を活用する

アプリを紹介する動画を掲載できます。アプリの魅力や、具体的な使い方を ユーザーにわかりやすく伝えます。

6.見つけてもらいやすい検索キーワードを設定

ユーザーがアプリをダウンロードするきっかけは、アプリストア内で「検索」 するか、「友達からのクチコミ」がほとんどです。検索キーワードはアプリを見 つけてもらうための手がかりになります。

7.アップデート説明文も重要なマーケティングチャンス

アップデート時には、どんな機能を追加して、どの不具合を修正したのかを 説明します。アップデートの内容で、ユーザーに「意見を聞いている」「改善さ れている」といったポジティブなイメージを与え、アプリの印象を良くします。 ユーザーと開発者のコミュニケーションの場としても有効です。

これらの項目はいずれもリリース時に一度設定したら終わりではありません。 PDCAサイクルに組み込んで、繰り返し改善していくことが大切です。

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