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一日Osmoを外に持ちだしてみようとノープランで撮影

ぶれない手持ち式4Kカメラ「Osmo」の実力は?

2016年01月28日 09時00分更新

文● 田口和裕 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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東京都庁に移動してみた

 続いて大江戸線に乗って東京都庁に移動。屋上展望室から外界を撮影してみようという寸法だ。

 その前に入り口付近でもう一度歩きながらの撮影を敢行。



 この動画では、トリガーボタンを「3度押し」することでカメラが180度回転し撮影者の方を向き、もう一度「3度押し」することで元に戻るセルフィー機能を利用してみた。「現場からは以上です」といった感じでユーチューバーのレポート映像など捗りそうだ。

 さて、地上での撮影を終えていよいよ屋上展望室へ。東京に住んで25年以上になるが実はまだ登ったことがないのである。海外からの観光客といっしょに高速エレベーターで1分弱。おお!思った以上に広くて楽しいぞ。さっそくOsmoを取り出し撮影してみた。

もちろん撮影はガラス越しになる。カメラ本体をガラスにぶつけないよう注意

 きれいな青空で絶好の撮影日和。ということで夢中になって大量に撮影したのだが……。

 なんというかいまいちおもしろくない。三脚を使わなくてもブレない動画を撮影できるというメリットはなくもないが、そもそも展望室からの景色を動画で撮る意味がそこまでない気がする。やはり動きの激しい撮影じゃないと真価を発揮できないのだろうか。(実はこのあと銀座四丁目の交差点に移動し、人で溢れる師走の雑踏を捉えたいい感じの動画をいくつか撮影できたのだが、どれも人物の顔が派手に入ってしまっていたためここでの公開は断念)

 

 唯一公開できそうなのはオートマティックパノラマモードを使った360度パノラマ写真。残念ながらリコー「THETA(シータ)」のようなVR写真の作成はできず静止画のみだが、シャッターボタンを押すだけの手軽さなので、意外に重宝しそうだ。

実際には数枚の写真を合成しているのだが継ぎ目はほとんど目立たないレベルだ

撮影モードは「DJI GO」を使って変更する

ゆりかもめに乗ってみた

 気を取り直して「動きの激しい」撮影なら乗り物だろう。という短絡的な発想で次に向かったのがJR新橋駅。ここが始発となる新交通システム「ゆりかもめ」の車窓動画を撮影してみようと考えたのだ。

 ご存知の方も多いだろうが「ゆりかもめ」は運転席の存在しない自動操縦システムのため、最前列の席さえゲットできれば、考えられる最高の場所から撮影を行えるのだ。 

わざわざ一本見逃して特等席をゲット。グリップを支えるおあつらえ向きの台も見つかりセッティング完了



 撮影した車窓動画がこちら。うん美しい。反省点としては車内が明るすぎたため映り込みが激しくなってしまった。夜間だから特に目立ってしまったということもあるかもしれないが、明るいうちに試せばよかった。



 ついでにタイムラプス機能も実験。まあこちらはiPhoneのカメラで撮ってもあまり変わらない気はする。

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